子会社出向でもまだ芽がある。社長の座

まさかあの人が・・・

会社では将来が期待され、部下も信頼が厚い。大方の予想通り役員になり、将来は社長だろうなと思ったのに、まさかの子会社出向。

社長が代われば評価も代わるのか。あんな優秀な人がまさかの出向とは・・・。これで社長になる芽は潰えてしまったのだと。恐らくそのまま子会社の社長で定年を迎えるのだろうと思うと他人事ながら不憫でなりませんでした。

が、ここ最近では子会社に出向後も、親会社に戻り、社長に就任される方が増えてきたとのこと。

時代は変わったんだなと、つくづく思いましたよ。平社員の僕が言うのも何ですが・・・

社長

子会社から親会社の社長に就任

例えば帝人の社長、会長を務めた方は、関連会社への出向生活が長く続き、親会社に戻ったのが50代後半。取締役に就任後、あれよあれよと社長に上り詰め、果ては会長職も歴任。在職中は、大胆な経営改革で名社長として名を馳せたというのですから、凄いですね。

他にも日立の社長もそうですね。リーマン・ショック後に巨額の赤字を出し、大変な時期にもかかわらず就任されました。それまでは日立マクセルや日立プラント建設などの子会社で会長をされていました。

そこでの経験が活きたのか、日立の社長就任後は、赤字事業の売却など大胆な構造改革を断行し、見事V字回復させたのは新聞などでも大きく報じられていました。

この社長と一緒に経営改革を推進し、後に社長についた方も同じような境遇。米ハードディスク子会社を立て直した後に、日立の社長に就任されました。

最近、社長が交代したも一緒ですね。新社長は、過去にソネットを社長を務めていました。んで、平井さんが社長に就任される際に、親会社に呼び戻され、財務のプロとして、平井さんと二人三脚で改革を推進していき、そして晴れて社長に就任されました。

平井さんも、CBSソニー出身から社長に就任ということを考えると、こちらも傍流からの就任とも言えます。

社長

若いうちには苦労させろ

この子会社社長から親会社に凱旋して社長になっちゃう傾向は、変化の激しい現代にとっては、今後、社長就任の必須条件になってくるのではと。

幹部候補には、とにかく小さくてもいいから社長を経験させて、修羅場を経験させる。それが社長としての資質育てるには格好の訓練の場になるんだろうと思います。

規模は違えど、本質的なところは一緒なんでしょう。

ということを考えると、あの優秀な上司もひょっとしたら、親会社に再び降臨する日が来るかも。期待薄ですが、頑張って欲しい所です。

社長