つらい満員電車を回避できるなら
通勤時間を4時間を仕事に使えるなら、睡眠時間をもっと取れるし、夜更かしもし放題。昔はよくそんなことを思っていました。仕事では会社でするものというのが当たり前の世代にとって、お家で仕事でOKというのは、とっても素晴らしい制度に映ります。
働き方改革の一環として、国を挙げての施策というもあり、今や様々な企業で在宅勤務を導入しています。
ある調査では、2017年の導入企業は約14%。まだまだという感じがしますが、これから導入企業が増えれば、ウチもウチもと雪崩を打って増えていくことでしょう。
猛暑日だから在宅勤務OKって素晴らしい
ソフトウェア開発のインフォテリアが、猛暑日は在宅勤務OKを打ち出しました。
連日の猛暑は、ある意味災害レベル。この話を新聞で知り、何てうらやましい会社だろうと思いました。
平均気温が35度以上と予想される日は、朝イチに社員の携帯に連絡が入るとか。まるで小学校の時の運動会の中止お知らせのごとく出動前に通知してくれるのが何とも親切。んで、在宅勤務をポチッとすれば完了という手軽さなのですから、誰でもお家でのお仕事を選ぶでしょう。
利用率も全社員の4割というのもうなづけます。
利用者の声が何かと意外
このように在宅勤務が成功している例もあれば、利用者の声を拾うと、思ったほど歓迎されていない声も散見されます。
例えば「お家では集中できない」とか「業務とプライベート時間の境界があいまいになった」とか。極めつけは「上司が正当に評価してくれていないのでは?」というもの。
といった具合に、先進的な苦痛を感じる方が多いい印象を受けます。
自分にも思い当たる節が
在宅勤務を経験したことはありませんが、これらの声には思い当たる節があります。
自宅で仕事をする場合、テレビやゲームなどの誘惑が多いこともあり、会社ならサクッと1時間で終わる仕事も、その倍の時間がかかってしまったり、休日も何かつけて仕事をしていたりと仕事とプライベートとのメリハリがなくなり、効率の悪さを感じたことがあります。
一度でイイから経験してみたい
とは言うものの、在宅勤務は一度でもいいから経験してみたいですね。恐らく会社で仕事をする以上の成果を求められることになるとは思いますが、ハードルが高くなるのはいたしかたない所。
テレビ会議なるものを導入されたら、背景用のボードを買わないと自宅丸見えになるので、その準備を進めていかないとなりません。
何かと出費がかさむかもしれませんが、これが軌道に乗れば場所を選ばず仕事ができるわけで、ぜひともウチの会社にも導入してい欲しいものです。