スマホのOSでは・・・
世界的に圧倒的なシェアを誇るAndroid。Googleがオープンにしたことで後発ながらも一気にシェアを伸ばしました。
先を行くAppleのジョブズが激怒りしました。
ただAppleはやみくもにシェアを目指すというスタンスではないため、今なお他社には開放していません。
んで、スマホのOSはAndroidとiosの2強といった感じですが、日本発のosも一時期に話題になりました。それがタイゼンというosですが、最近ではめっきり耳にすることもなく、ほぼほぼ忘れ去られた存在になってしまいました。
スマホの肝となるOSを海外に握られたことで、モノづくり日本としての面子が丸潰れなんて声も聞きます。ガラケーに固執したあまり海外進出が遅れただの。
が、今回紹介するEV充電器においては、日本が覇権争いに勝つのではと僕の中では予想しています。
今現在、圧倒的なシェアですし・・・
規格乱立、EV充電器
EV充電器にも様々な規格があり、主な規格は4つ。
日本発のチャデモ、欧州のコンボ、米国テスラのテスラ、そして中国のGB/T。
この中で圧倒的なシェアを誇るのが日本発のチャデモなんです。
次世代の環境対応車として、急浮上したEV。車両メーカーとしては、規格を1本化して欲しいという切実な思いがあるのです。
規格違いでコストも変動
充電器の違いでまず想起するのが形状の違い。
海外のコネクターと日本のコネクターが異なるように、規格によって差込口の形状が異なります。
ただ、この違いのレベルであればさして開発費には影響しないようで、一番やっかいなのが通信規格だそうです。
充電器を差し込んだ際に、クルマと充電器の間で情報をやりとりするのですが、その通信方法の違いで、コストに大きく影響します。
各規格に合わせて車両を開発すれば済む話ですが、開発費の限られる弱小メーカーでは苦しい。
一層のこと、1つの規格に集約して欲しいというのが本音ですです。
鍵を握る中国の動向
今や世界トップクラスの販売台数を誇る中国。国を挙げてEV普及を推進しています。
この巨大なマーケットを抑えることができれば、ほぼ充電器戦争の勝者になりえる可能性は大。
中国発のGB/Tに転んだとしても、チャデモの通信規格が近しいこともあり、日本にとっては有利。
となると、中国市場の欧州メーカーも、その規格に変えないと商売に成り立たないってことになる。欧州メーカーはEVに今後力を入れていくと表明しているし、それが実現すればチャデモが覇権争いを制することは夢ではないかも。
頑張れ、日本