革新的かも。EV向け新開発電池

EV自動車業界

EV向けの大半はリチウムイオン電池だけど

EVへの関心が高まる中、その中心を担うのが電池であり、大半はリチウムイオン電池。

エネルギー密度、出力密度が高いということで、どのメーカーも使用している訳ですが、安全性という課題がどうしてもつきまとうのも事実。

EVではないけれど、古くはソニーのノートpcの発火事件やサムスンのスマホが発火するという事件もあり、可燃性の液体と使うので、厳重な安全対策が必要となってきます。

が、この可燃性の液体を使用しない新種の電池の開発が今進められています。

その名も全固体電池

EV

課題はあるけれどメリット色々

全固体電池は、リチウムイオン電池とは仕組みは異なり、個体の電解質を使うので、液漏れがしにくい。液漏れしにくいから発火の恐れがない。

固体電解質を使うので、ショートする可能性も低い。

加えて、充電時間の短縮にも寄与するとか。従来のリチウムイオン蓄電地では、日産のリーフのばあい、満タンに8時間、急速充電で30分程度かかります。

全固体電池であれば、数分程度と飛躍的に充電時間を短縮できるわけです。

課題は、エネルギー密度、出力密度が低いこと。これがネックとなりEV向けへの実用化が疑問視されていました。ならば、多少の安全性の不安はあるものの、リチウムイオン蓄電池を採用というのが現状のようです。

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ダイソンがEV開発

あの掃除機で一躍トップブランドとなったダイソンが、なんとEV開発に着手。2020年には発売するということで、大きな話題となりました。

で、このダイソンが使用する電池が全固体電池というのだから驚きです。

自動車メーカーが避けていた技術をあえて採用する。実用化の目処が立ったとも言えるでしょう。

EVとなると、非自動車メーカーがクルマ開発にも参入するのではと言われていましたが、それがまさに現実のものとなるとは・・・

この先、追従するメーカーも続々と出てくるでしょう。

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さすがはトヨタ

ダイソンに先に越された感はありますが、既に自動車メーカーでも、この全固体電池の開発を進めています。

それが日本が世界に誇るトヨタです。

東京工業大学との共同研究で、既に試作品を開発済み。

2020年にも、全固体電池を搭載したEVを発売するとも言われています。

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頑張れ自動車メーカー

EVの出現により、自動車メーカーも異業種という新たな敵を迎え入れる形となりますが、ぜひともそこは頑張って欲しいもの。

とにかくクルマづくりが、電池で左右されるというのはクルマファンとしては悲しすぎますので・・・

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