部品会社も自立の時?MaaS参入

EVの世の中になったら仕事ないかも

本格的な普及なまだまだ先かとは思いますが、仮にEV全盛の世となれば、これまで内燃機関関連の部品を収めていた会社は飯の種が減る、最悪なくなってくるかもしれません。

今でこそ部品点数3万点の自動車ですが、EVとなれば部品点数は減ってきます。

EVの世になってから考えればいいと流暢に考えていると痛い目に会うことはどの会社も重々承知。

てなわけで、新サービスに乗り出す会社がでてきたというのが今回のお話です。

EV

乗り合いサービス開始。アイシン精機

ナビゲーションで知られるアイシン精機が、乗り合いサービスを開始。

サービス名はチョイソコ。交通が不便な地方で街の足として運用されています。特に交通弱者のシニア層にとっては、通院の足に、買い物足として利用が進んでいるとか。

このサービス。200mごとの停留所を目指しているようで、運用はかなりハードルが高いのに、定時運行を本サービスの肝と掲げているのがミソ。

それを可能にするのが、アイシン精機のナビ技術と走行データをガッチャンコした技術。

曜日ごとの時間帯、天気などのあらゆる情報を加味して、その時々に応じて最適なルートをひっぱるとか。

ということで、同じルートを繰り返し走るバスよりも、かなり先を行くサービスに見えます。

本サービスの利用は会員登録が必要で、1回200円。黒字化の目処が立ったというですから、アイシン精機の技術力の高さと乗り合いサービスに対する需要の高さを証明した格好になりました。

シニア

トヨタもしっかりサポート

本サービスの成功を受けて、ウチにもウチにもという自治体からのオファーが殺到。

加えてトヨタも全国のディーラーを通して本サービスを支援。車両の供給という形になるかと思いますが、ディーラー、トヨタにとっても来るMaaSの入り口としてよいのではないでしょうか。

他銘にも開放。これが私の生きる道?

さらにアイシン精機は、トヨタに限らず他社にも本サービスの開放を計画しています。

他社も参加すれば、収集するデータ量も増え、より精緻な運行が可能になるかと思います。

こうして、トヨタにお世話になりつつ、独り立ちできるよう、部品会社も飯の種づくり必至と感じた次第です。

2020年3月期、トヨタ系部品会社はどこも減収減益。あのデンソーさえも減収減益なのですから驚きです。

まずは黒字化という実績を挙げたという点で、アイシン精機のチョイソコはモビリティ会社としての大きな一歩となったことでしょう。