高くついたVWとの提携

400万台クラブとは言うけれど

自動車業界で遠い昔に400万台クラブという言葉を用いられていました。生産台数が400万台に満たないと淘汰されていくと

んてなわけで、各社がこぞって提携をしていたものでした。

が、フタをあけてみると、400万台に満たなくても未だに生き残っている自動車メーカーはゴロゴロおり、その説は見事に覆されました。

、VWの提携

で、スズキ、VWの提携話を聞くと、この400万台クラブの話を思い出します。VWはスズキの小型車技術をスズキはVWの環境技術を、双方が弱いとされる所を補完するという意味で納得のいく提携かと思ったのですが、ニュースで報じられているように結局は、こじれにこじれて解消となりました。

VWの特異性

VWと提携前は、GMと強固なパートナーシップを確立し、成功を収めていたスズキ。鈴木会長とGMトップとのトップ同士の深い信頼関係が続いていたのが成功の要因でしたが、VWはそうとは限りませんでした。

VWの場合、限られた人に権限が集中し、社長が必ずしも権限を持つとは限らないみたいです。上がスズキ技術情報を開示しろと言っても、技術のトップがNOと言ったら、社長でさえも、それに従わざるを得ないということなのでしょうか・・・。

で、結局は環境技術に関しての情報は一切出てこず、しまいには対等提携が、子会社扱いにされていたと言うのだから、スズキが怒るのも無理はありません。

株式買戻しに倍以上のお金

で、結局のところ、提携解消にいたり、VWが持つスズキ株を買い戻すということで決着はつきましたが、その額4600億円。提携解消を持ち出した2011年時点では1650億円だったこを考えると倍以上に膨れ上がってしまいました。

スズキは既に自己株式の買い付け枠を設定しており、財務的には自己資金でまかなえるというのですが、強固な財務基盤といえます。

独自技術に活路

高くつく環境技術でしたが、スズキは自社開発で環境技術を確立。他社の技術を使うことなく、自社で開発した訳ですから、技術力の高さを証明しました。