もう絵空事とは言わせない。マスク氏が描く未来が現実に。絶好調テスラ

自動車メーカーと肩を並べたいが現実になるかも

今から7年前の2014年、テスラのCEOことイーロン・マスク氏が、あるインタビューで「自動車大手と電気自動車で激しく競争することを望んでいる」とコメントしました。

当時はまだ、量販モデルのモデル3も販売されていない時期だった事もあり、関係者もテスラも大きく出たなと思ったことでしょう。

それがどうでしょう。今では、そんな懐疑的な目を向けた関係者の方々も、そのコメントが現実になりつつあることに、戦々恐々でしょう。

VW大勝。バカ売れ。モデル3

欧州の2021年1-4月のブランド別販売台数でモデル3が堂々の1位。2位のVWのID.3に2倍近い差をつけての大勝を飾りました。

7年前に語ったマスク氏のコメントが現実のものになった瞬間と言ってもいいでしょう。

しかも、モデル3は欧州に生産工場はなく、米国や中国からの輸入に頼る状況。欧州で生産されるVWに比べると若干ハンディを背負っている状況。

なので、2022年にドイツに建設予定の生産工場が立ち上がれば、その差はさらに広がっていくかもしれません。

テスラ・モデルS,電気自動車

この快進撃を誰が予想したでしょう。

ここまで来るのに苦難の連続だったよ

今でこそ絶好調のモデル3ですが、発売当初は苦難の連続でした。テスラにとっては初の量産モデルということで、EV全体のシェアアップに大きく貢献すると共にテスラをさらに飛躍させる車種として期待されていました。

ところが、生産現場ではトラブルが相次ぎ、計画した生産台数に届かず、発売はしたものの納車までにかなり時間がかるという最悪の事態を招きます。

その結果、やっぱり異業種の自動車分野の参入は厳しいとまで言われる始末。さらにトヨタがテスラとの提携を解消する動きも加わり、やっぱりEV社会というのは絵空事なのかなと思ったりしました。

ビジネス

知らぬ間に大復活。テスラ。

ところが、2021年になってから、新聞、テレビなどテスラの名前をよく耳にするようになり、周囲の不安をよそに見事に復活を遂げました。

2019年の欧州におけるEVシェアは、ルノーだったものの、2020年には、コロナ禍化によりオンライン販売がメインとなり、テスラ側にとってはまたとない好機が訪れ、シェアを大きく伸ばしました。

販売シェアはVWに譲ったものの、テスラも大きく販売台数を伸ばしました。

VWとのガチンコ対決。2022年

世界的にEVシフトが鮮明になる中、特に欧州は他の地域に比べると一歩も二歩も環境への配慮が進んでいるように見えます。

その市場で、テスラがシェアトップともなれば、自動車メーカーの面子丸つぶれ。特に世界販売台数首位のVWにとっては絶対に負けられない戦いとなるでしょう。

一方、日本は全くの蚊帳の外状態。これまで北米を主戦場としてきましたが、EVに関しては欧州市場をメインに据えて、厳しい目を持つユーザーに揉まれまくって技術向上を目指した方が良いのかなと思った次第です。

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