うんざりする渋滞
週末にしかクルマを運転しない者にとっては、渋滞は苦行としかいいようがない。
ただただ前方のクルマが動くのを待ってアクセルを緩め、ブレーキを踏む。この動作の繰り返し。
1分でも豪快にアクセルを踏み込みたいのに・・・。何か損している気分でいっぱいになります。
クルマが学習してくれれば
渋滞するポイント、時間帯はおおよそ決まっていまるので、回避することはできるけど
もしかして・・・の気持ちが働き経験を無視して、突っ込むものの痛い目に合うのがいつものパターン。
やはり渋滞予想は人間よりも機械に任せた方が確実。
リアルタイムで情報収集して渋滞情報を教えてくれるし、将来的には数時間後の渋滞予測も近い将来には実現するでしょう。
レクサスでは既に導入済み
渋滞サービスを既に提供しているレクサス。
他にも、緊急サポートや盗難防止、パーキング情報、地図更新などを提供しています。
基本これらのサービスはクルマとセンターによる通信で行われ、新車購入から3年目までは無料。
お抱えの秘書が渋滞やら緊急時のサポートとして働いてくれる訳です。
しかもこの至れり尽くせりのサービスを2020年頃までには日米の全車に拡大予定だとか。
アクアでレクサスのサービスが受けられる日が近くまで来ています。
強力な援軍KDDI
このサービスの肝となる通信部分はKDDIと提携し、強化。
今まではトヨタが各国の通信会社と個別に契約していたのをKDDIが一括で取り仕切り、世界各国の通信事業者の回線を調達し、自動的な接続・切り替えや通信環境のチェックを行います。
通信業界の新たな飯の種
通信キャリアによる自動車業界との提携はKDDIに限らず行われています。
ドコモはテスラや日産と、ソフトバンクはGMやホンダを手を組み、つながるクルマ普及に向けた取り組みを進めています。
誰もがつながるクルマ
このようにトヨタが本腰で全車、つながるクルマ化を進めることで、普及も一気に加速します。
トヨタは通信機器を外部にも開放すると言っていますし、後付でも対応ともなれば、つながるクルマの市場は一気に膨らみます。
誰もがつながるクルマともなれば、そこから吸い上げられる情報で、渋滞情報の精度もより高まるはず。
渋滞スルーも現実味
経験と勘を頼りにした運転から、リアルタイムの膨大な交通情報で導かれるルートへ。
これならば、渋滞に一切はまらない走行も可能かもしれません。
週末という限られた時間しか運転できない身としてはぜひとも早期の導入して欲しい。