ラガーファンにとっては複雑。キリンの一本足打法

圧倒的なシェアも過去の栄光

遠い、遠い昔には国内シェア6割と圧倒的な存在感のキリン。が、今ではアサヒのドライの後塵を拝し、キリンファンとしては何とも悔しい思いでいっぱい

23年振りの前年越え

お酒離れが進む今の日本において、ビール会社もかなり苦戦。しかも昔とは異なり、発砲酒やら第三のビールなど派生商品もラインナップされ、本家ビールの売上は右肩下がり中

が、この度、23年振りに主力ビールで対前年比1%増という快挙を達成。キリン社内では、歓声が沸きあがったとか。とは言っても、23年という歳月はあまりにも長すぎる。そんだけビールの取り巻く環境は厳しいんでしょうね。

復活の影に一番搾り1本足打法?

そもそもキリンでは、一番搾りとラガーの併売体制を敷いていました。が、このままではあかんと思ったのでしょう。一番搾りに営業、販促費を搾り込むという戦略に転換

加えて、営業担当者の裁量権も増やし、ある小売チェーンでは、専用のキャンペーンパックなど今までにない販促を展開できるようにもなり、前年比2割増しという成功を収めました。

競合他社はと言えば・・・

この一本足打法の戦略ですが、よくよく考えてみると他社も同じということに気づきました。アサヒはドライ、サッポロは黒ラベル、サントリーはモルツ

ラインナップを増やせば、全体の数量は押しあがるという仮説が見事に覆された事例とも言えるでしょう。

どうなるラガー

で、気になるのがラガー。ラガーファンの自分にとって、行き着けのラーメン屋からラガーがなくなるのでは?と気が気でありません。一番搾りに切り替わるなんてことも十分に考えられるわけで・・・

サッポロラガーのような、えっ、こんなビールも出していたんだっなんて、存在に将来なってしまうのではないかと・・・

逆に取扱店舗が減少して、「キリンラガー扱っています。」なんて、逆に客引きのネタになるかも・・・