iPadでチェックしたのはGoogle Map
高校の先輩と一緒に熱海に旅行した時のこと。iPadを見ながら夜のお店を探している時、見ていたのがGoogle Map。
一般的にそこは食べログでしょと思いましたけど、急いでいる時にはGoogle Mapの方が断然早いことにきづかされました。
調べる内容も営業開始時間と定休日。味は二の次。とは言え、お店の評価も掲載されているので、行くべきか否かのある程度の判断がつきます。
とこのように、最近ではグルメサイトを使わずに、Google Mapの利用が増えているそうです。
考えみたら自分もそうだった
自分も振り返ってみると、食べログよりももっぱらGoogle Mapでお店チェックをしていました。
営業時間はいつから?、混雑する時間帯は?今日は定休日か?などなど。アプリを開けば、ほぼ瞬時に表示されるので、非常に助かっています。
お店側からすれば、これらの情報掲載は無料とのこと。ということもあってか、店側でも、グルメサイトへの掲載を徐々に抑える動きが出てきています。
結構な負担。グルメサイト掲載
グルメサイトの2トップと言えば食べログとぐるなび。食べログの評価に一喜一憂するというお話を聞くほど、飲食業界における影響力は計り知れません。
これらのサイトに頼るのはやはり、送客力の高さ。ある意味、グルメサイトが客を連れてくると言ってもいいでしょう。
で、お店側は掲載料なるものを毎月お支払いしているわけです。食べログの場合は、有料掲載プランというのもあり、金額設定は1万円-10万円。恐らくこのプランを利用することで、上位表示なる便宜が図られているのでしょう。
さらに最近では、送客手数料なる費用も発生。こちらはネット経由で予約した場合に発生し、ランチでは100円、ディナーで200円かかります。
といった具合に、高い 送客力 欲しさに飲食業界は、グルメサイトに毎月それなりのお金をお支払いしてきた訳です。
果たして費用対効果はあるのかと疑問に思い始めたある飲食店では、段階的にグルメサイトへの出費を抑えています。
逆流出?グルメサイト経由をシャットアウト
グルメサイトへの出稿を絞り込み、向かった先はGoogle Map。店舗えの検索ワードを調べてみると、店名入力が4割。ある意味固定ファンとも言える。
のに、これらの人があいも変わらずグルメサイト経由で予約してしまうと、その分のお金が逃げてしまう。
ので、そちらをシャットアウトすべく自社サイトの予約機能を充実させ、そちらに 送客する手を打ったとのこと。
このように既に保有しているお客がグルメサイトに逆流出していく流れを止める動きは今後、広がりを見せていくのではないでしょうか。
事実。グルメサイトの伸び鈍化
ちなみに2017年と2020年の集客手段の集計で、食べログ、ぐるなびが数字を落としている中、Google Map、ホットペッパーグルメ、実名投稿Retty、トリップアドバイザーなどは数字を伸ばしています。
特にGoogle Mapの伸びは眼を見張るものがあり、この先、存在感を増す感じがします。
個人的にはGoogle Map頑張れといった感じなのですが・・・。