おもてなしも行き過ぎると・・・接客とは

旅館外食産業

至れり尽くせりも考えもの?

飲食店、スーパー、コンビニなどなどで、接するお店側の接客について、普段は気に留めていなかったですが、人によっては、おもてなしもしすぎるとかえって不愉快に感じることも。

といわけで、接客について想う所をまとめました。

<h2>至れり尽くせりも考えもの?</h2> <p>飲食店、スーパー、コンビニなどなどで、接するお店側の接客について、

日本一の満足度。加賀屋

日本で最も高い満足度を誇る加賀屋。スタッフが着物を来て、お出迎えしてくれるサービスは、何か自分がイイところのお坊ちゃんになった気がして加賀屋にしてよかったと思わせるはず。

お部屋につけば、スタッフが茶菓子を持ってお茶を入れてくれて、ちょっとした観光地のお話でもしてくれるのでしょう。

そこまでしてくれれば、自分は歓待されているんだと気分のいいもの。

このような徹底したホスピタリティサービスが、加賀屋が日本一の旅館と言われる所以かと。

が、アンケートによればお部屋に何度もお伺いしてくれるサービスを嫌う客が増えたとか。

部屋についたら、休憩もそこそこに観光地に出かけたいのに、スタッフの相手をすることで、中々出かけられないという声も。

北陸自動車道の開通で都心からの客も増え、そのように感じるお客に都心の方々が多いとのこと。

これを受けて加賀屋では、お部屋を訪問する回数を減らしたりとかサービスを見直しに取り組み始めました。

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湯呑みの持つ角度でおかわりを判断

食券を買うシステムがここ最近増えた感じの飲食店。特にラーメン屋さんではその傾向が強い感じがします。牛丼屋でも松屋が確か食券購入だったような。

ある意味、人出不足の昨今、このシステムの方が確かに合理的。が、吉野屋の場合は、席についたらスタッフがオーダーを聞き、お会計は、席にいながらにして済ませるというもの。

湯呑みの角度を見ながら、お茶のおかわりを進めたりと、スタッフは食事中もお客に目を光らせて、これら全てをひっくるめて吉野家流のおもてなしと定義してきた訳ですが、これも自己満足のサービスではという自問自答を重ね、この仕組みを変えた新店舗を立ち上げました。

仕組みはマクドナルドのようにレジカウンターがあって、オーダーとお会計を済ませ、仕上がった品の乗ったお盆を持って、自分で席に座るというもの。

この仕組みが受けたのかどうかはまだ判断しかねますが、客数は伸びているというのですから、お客にとってはこちらのサービスの方が合っているのかもしれませんね。

牛丼

接客のまとめ

良かれと思っていたサービスも、時代の変化に応じて、そのツボも変容していくかなと感じました。

短絡的かもしれませんが、どこかせわしない印象を受け、どこかせかせかしているというか、何もかも時間短縮して、次にというのが今の時代の空気なんでしょう。

たまーの旅行ぐらいは日常の生活スタイルを忘れて、まったりとしたいものです。個人的には・・・

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