宴会が入らない。全席禁煙だと
知り合いの居酒屋店長によると、団体客の予約が入るも全席禁煙を告げたとたんにキャンセルになるケースが多いとのこと。この話を聞いたのが数年前。当初はこのようなケースは多かったものの、最近ではキャンセルされるケースも少なくなり、飲み屋における全席禁煙に認知されていきてる気がします。
喫煙者が年々家減少傾向
喫煙者も年々減少傾向にあり、今では20%を切るほどに。ってことは喫煙者の方が少数派ということになります。
自分の回りでは、仕事でもプライベートでも喫煙者が多いため、中々実感できませんが、世は喫煙者にとっては厳しさが増しています。
全席禁煙広がる
このような状況を受けてか飲食店でも全席禁煙に動くお店が増えています。
マクドナルドは今から4年前の2014年から。デニーズ、ケンタッキーも全席禁煙に踏み切りました。
禁煙にしたことで一時的に来店が落ちましたが、その後はむしろ客数が増えたお店もあるほど禁煙が好意的に受け入れられていることが伺えます。
とは言うものの、お酒の入る居酒屋にとってはハードルが高い。
けど、居酒屋大手の串カツ田中が全席禁煙化を始めることで、他の居酒屋チェーンもこの流れに乗るような感じがします。
お酒を飲みながらのタバコはうまいんですけどね・・・
禁煙規制もややトーンダウン
政府もこの国民の声を聞き、2018年3月に健康増進法改正案を国会に提出。2020年の五輪オリンピックまでに本格施行を目指し、罰則も設けるほどの徹底ぶり。
当初は、対象の飲食店を100㎡としていました。対象となるお店が50%以上に達することとなり、加えて関連団体などの反発にあい、対象を30㎡に縮小。かなりトーンダウンしちゃいました。
なので、ママ・パパ経営のスナックやら居酒屋はこの対象から外れることでしょうね。僕が行きつけの居酒屋や飲み屋では既に全面禁煙。元々タバコをあまり吸わない自分にとってはありがたい話です。
眼の前でうまそうにタバコを吸われるとどうしても我慢していた自分が崩壊寸前になるので。
吉と出るか凶と出るか
世間的には少数派の意見を汲み取った感じのする今回の禁煙規制。
けど、国が言う前に自主的に全席禁煙を推進する飲食店業界。関連団体の反発とは言うけれど、かなり少数派の意見だったのではないでしょうか。
とにかく全席禁煙にしたことで、居酒屋も来客が伸びるのか否かの今後の動向に注目していきたいと思います。