コロナ禍で一気に普及。デリバリーサービス
今やテレビ等でよく耳にする芸能人のウーバーイツ話。収入の大半をウーバーイツに頼る猛者もいるほど。
そこまで言うならと、一度ウーバーイーツを見て見たが、配達料の高さにびっくり。未だにデリバリーには手を出せずじまいでいます。
財布の紐が固い僕のような層はいるものの、まちなかでウーバーイーツの配達スタッフを見るにつけ、自分は少数派なんだろうなと気付かされます。
これもコロナ禍でお家で過ごす人が多くなったことがここまで普及した要因だと思います。
一昔前なら、記録的猛暑が続く昨今でも、外に買い物に出かけていましたが、自宅にいながらにして料理が届く方が楽と、さらに需要が伸びている感じさえします。
各社で料金が異なるデリバリー料金
国内のデリバリーサービスと言えば、ウーバーイーツと出前館。この2強に追いつけ追い越せとばかりに続々とデリバリーサービスに参入しています。
後追い参入のハンデということもあり、早期会員獲得に向けた大幅値引きサービスを敢行しているところもあるようで、デリバリー比較サイトによれば、最低50円から最高420円とかなりの幅があるようです。
多少の金額のバラツキは想定していましたが、ここまでのバラツキの幅には正直驚かされました。
値引き分はどちらもち?
最低金額50円は明らかに赤字でしょう。通常は商品売価の3-4割が配達料になるそうです。
と考えると、1000円の料理であれば、300円から400円が相場といったところでしょう。
で、気になる値引きをどちらが負担するかですが、この部分は明らかにされていません。
新興のデリバリーサービスであれば、デリバリー会社側が負担していることが考えられますが、大手ともなれば、飲食店側に負担を強いる可能性もあります。
キャンペーンへの参加費用という形で、通常の手数料に対して、いくぶん上乗せするのとか。
外食店側でデリバリーサービスをする日が来るかも
グルメサイトへの負担が重くなり、自社で予約サイトを立ち上げたり、月の利用額を減らしたりといった動きがここ数年で起きています。
プラットフォーマーが強かった時代は、サービス提供社に従うしかありませんでしたが、サービス自体が社会的信用を落としたり、他サービスで集客、予約できるようになると離れることは無理もありません。
デリバリーも同様で、その内、自社で賄うような外食屋さんも出てくるのではないかと思います。
そもそも外食屋さんは、これまで自社で出前などもしていましたし、ただ単に昔の仕組みに戻っただけ。
とは言え、デリバリーという新しいビジネスが生まれたことは喜ばしいことであり、さらなる成長を期待したい。値引きの負担がクリアになれば、グルメサイトのような二の舞いを踏まないとは思うのですが・・・。