Sonyの復活は映画事業の立て直し

映画事業電機業界

SONYファンとしては朗報

ウル覚えですいません。最近読んだ新聞にSONYのエレキ部門復活という記事に触れ、長いトンネルを抜け出たんだと正直心より喜びました。

国産電機メーカーとしては、斜め上を行く感じがして、SONY製品を持っているだけで、オシャレな人と思う時代を経験してきたから。

今で言えばAppleと重なります。それが近年では、当時の輝きは失せ、ヒット製品にも恵まれず赤字続き。長年のファンからしてみればどうした、SONYといった感じでした。

エレキ黒字化で喜んだものの、映画事業は赤字とおやっと思いました。この映画事業の赤字の破壊力が半端なく、業績の足をかなりひっぱっている。

これが黒字とは言わないまでも多少の赤字であれば、復活を高らかに宣言できたのにと思いました。

復活

孝行息子の映画事業

そもそも映画事業は孝行息子で、長いSONYの冬の時代もきっちり利益を挙げ、本体を助けていました。

スパイダーマン、メン・イン・ブラックなどのヒット作を持ち、それをシリーズ化して安定的に利益を稼ぐ。

さらにDVDなどの関連商品で盤石の利益獲得ループは完成していたのです。

が、ここ最近では孝行息子も色あせ、ちょっとグレちゃったのごとく親の足をひっぱる息子に・・・

映画事業

市場の変化が大きな原因か

一つにはヒット作に恵まれていないというそもそもの話がありますが、投資金額をDVDなどに頼るビジネスモデルにあったのが大きな原因だと思います。

今では、ネット経由のストリーミング視聴が全盛の時代。Netflix、Huluなどなど利用者を伸ばしていますので、わざわざDVDと買うということもないでしょう。

となってくるとSONY自身も、そのビジネスモデルにのっかった商売をしていかないと厳しいかなと。

DVD

人事面にもメス

映画事業の責任を取る形で、長く映画事業をひぱってきたCEOが退任することも決まり、新しいCEO選びも始まりました。

それまでの映画事業はどこか治外法権と言いますか、独立性が強く、2つのSONYと揶揄されるほど。

これから平井社長による陣頭指揮で映画事業を立て直し、一つのSONYを目指していくことになるのでしょう。

それにしても退任が決まったCEOが、スナップチャットに携わり、転職先もスナップチャットとはもったいない限りです。

このアプリが、SONYから出ていれば、SONYブランドの輝きも取り戻せたのではないかと思ってみたり。

とにもかくにもSONY復活は近いのではと思った次第です。

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