アクティビストもいい人達はいるよ。エクソン

エネルギー業界

どうしてもハゲタカのイメージが抜けない

物言う株主、アクティビストと聞くと、本人達の利益重視で短期視点で業績をV字回復させた所で、売り抜けるというイメージしかありませんでした。

が、最近では長期的視点に立って、投資先企業のさらなる成長を目指すアクティビストが増えているとか。

これを米国のとある教授がボード3.0と呼んでいるようです。ボード2.0を敵対と定義し、ボード3.0を友好と定義しています。

環境はコスト。じゃないよお金になるよ。

石油メジャーとして長く世界のトップ企業として君臨してきたエクソンですが、脱炭素の世界的潮流を受け、これまでの化石燃料ビジネスから環境型にシフトしているのは有名なお話。

で、この動きに一役買ったのが、アクティビストのエンジンと言われています。

これまで環境対応はコストと考えられていましたが、化石燃料事業を進めることで発生する罰金、訴訟などのコストの方がはるかに大きく、会社として大きな損害を被るよと。

ので、早めに手を打ちましょうといった書簡を送り、株主総会を経て、この動きがまとまったというわけです。

このエンジンの提案がなければ、エクソンの脱炭素ビジネスも遅れていたことでしょう。

ここがいい人。エンジンのやったこと

この提案をエクソンが受け入れたことは、株式市場でも好意的に受け止められ、株価は2020年12月比で50%超上昇したとか。

社外取締役にも、脱炭素の知見、ノウハウが方な人材を迎え入れ、新たな風を吹き込みさらなる成長を目指しています。

エクソンのESG対応

2021年12月には、当初予定よりも4年前倒しで二酸化炭素の削減目標を達成するなど、着々と脱炭素企業としての生まれ変わりを進めています。

環境はコストではなく、お金になるビジネスと実践しているエクソン。それもアクティビストという盟友あってのことだと思います。

中に経験、知識がなければ外部の知恵を借りる。それが企業経営にも今後広まっていくのでしょう。

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