思惑違いで先行き不透明?通信、電気セット売り

電線エネルギー業界

電力自由化で各社活発な動き

2016年の電力自由化を控え、大手電力会社は通信のセット売りを模索。東電はドコモにするか、ソフトバンクにするか社内でもめている様子。auが入っていないのが腑に落ちないけど・・・。

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地域独占で営業エリアは全国区

これまで大手電力会社は、地域独占ということもあり、競合のいない温室で育っていたけれど、2016年はエリアを越えて営業活動が可能になる。東電も中部や関西に打って出ることもできちゃう。

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けれど、関東近郊外では、ほぼ新規参入組み。ゼロからのスタートはしんどすぎる・・・。

通信との提携で営業力カバー

そこで、営業力カバーとして白羽の矢が立ったのが通信会社。ドコモにしろ、ソフトバンクにしろ全国津々浦々営業網が整備され、のっからない手はないと。通信、電力のセット売りを仕掛ければ双方にもメリットはあるし・・・と思ったけれど

通信会社の思惑はちょいと異なる

例えば関東近郊であれば東電と組むメリットはあるけれど、関東以外で東電と組むのはむしろデメリットという見方も。既存の電力会社と料金、サービス面で劣ることだってあり得る。

ということで、エリアごとに提携する電力会社を変えた方が、通信会社にとってはメリットがある。

新興プレーヤーが表われるかも・・・。

通信会社との提携も、大手電力会社に限らず、新参の電力会社も模索している様子ということで、この通信、電気セット売りの県は、各社から様々なプランが出てきて、いずれ淘汰されていくのでしょう。

果たして、大手電力会社は生き残れるのかな。

日経ビジネス NO.1784

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