辿りついた先はアナログ営業。第一生命

起業家支援金融保険業界

誰だ、このおばちゃん

社会人に成り立ての頃、見も知らないおばちゃんがデスク回りをウロウロして名刺と飴を置いてはちょくちょく顔を出していた。
そんな遠い記憶に呼び覚ますような今回のネタは、保険業界のお話です。

保険の窓口

昔は芋づる式に契約獲得

保険の営業と言えば、1人契約を取れれば、そこから契約者の力も借りて、贈り物攻撃で契約を勝ち取るといった必勝パターンがあった。かくゆう自分も先輩に進められ、内容もわからないまま契約していました。

強敵現る、セキュリティという名の営業妨害

そんな営業スタイルも企業がセキュリティを強化するにつれ、必勝パターンが通用しなくなる。というのも職場に自由に入れないのだから、営業活動ができないのですから。

気づけば回りは敵だらけ。

加えて、ネット保険に始まり、中立性をうたう保険ショップ、銀行の窓販などの台頭で、保険のおばちゃんは四面楚歌状態。
そこで、保険業界トップの第一生命は考えました。各個撃破という戦略。かの織田信長が信長包囲網で取った戦略のあれです。

保険の窓口

銀行窓販、保険ショップ、ネット生保向けの会社設立

2007年、銀行での保険商品取扱解禁を受け、第一フロンティア生命保険を設立。保険ショップやネット生保向けにはネオファースト生命保険を稼動させ、チャネル戦略を加速。

第一フロンティアは保険料収入の大きな柱になっており、しっかりと成果を出しています。

結局はFace to Faceにたどり着く

商材が複雑であればあるほど、ネットで調べるよりも、人に話しを聞いた方が効率的。携帯電話の契約の時に身を持って感じました。

保険も営業スタッフから話を聞いた方が、誤った保険商品を契約するリスクもなくなるのではいい。そう考えると職場まで足を運んでくれた保険おばちゃんって非常に助かるって今更ながら思う今日この頃です。

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