いよいよ巨人動く。プリン買収はGoogleの決済市場参入の布石?

玉石混交のスマホ決済。PayPayが一歩リードかな

今や電子マネー決済と言えば、QRコードを使った決済が中心となり、その勢いは先行するおサイフ携帯を凌駕すると言ってもいいでしょう。

楽天ペイ、ラインペイ、PayPay、メルペイ、ファミペイ、セブンペイなどなど、QRコード決済はまさに戦国時代の様相を呈していましたが、資金力にものを言わせたPayPayが、一歩リードといった所でしょう。

その理由としては、利用できる店舗がとにかく他を圧倒している点。地方の小さな飲食店に導入されていたり、自転車屋さんからクリーニング屋さんまで、かなりニッチなお店でも使えちゃう。

極めつけは、セブンペイでQR決済市場を退場したセブンイレブンがPayPayをパートナーとして選んだこと。全国に2000以上ある店舗との連携は PayPay のさらなる普及が期待できます。

そんな一強とも言える市場に参入するのが、巨像Google。Google Payなるサービスを展開し始めました。

QRコード決済

使い勝手にやや難?GooglePay

満を持してというよりも、とりあえず参入してみましたという印象のGooglePay。仕組みはQR決済ではなく、おサイフ携帯と一緒のFeliCa決済を採用。

QR決済が全盛の中、FeliCa決済を選択した所に、本気で電子決済の覇権を取りに行く感じは受けません。

しかも利用できるのはAndroid端末。iPhoneにはまだ対応していません。使用にあたっては、IDかVISAのタッチポイントとこれまた限られているもの。新規にリーダーを用意するとなると店側の負担もありますし、Googleもそこまで投資できないと判断してのことなのでしょう。

おサイフケータイ

個人間送金に力を入れるかも。Google

そもそもGoogleは店舗決済ではなく、法人向けの決済に力を入れてくるのではと予想されています。

法人向けともなれば、企業間の入金作業であったり、社員の給与、経費精算などなど、これまで銀行が担っていた業務部分。

このような業務を手掛けるプリンという会社を100億円で買収したことで、Googleが本格的に法人決済サービスに力を入れてきていると見られています。

そもそも、買収前のプリンの企業評価額は約50億円でしたが、ペイパルも興味を示したことで買収額が2倍近くつり上がったとも言われています。

となると、世界の潮流は、法人の決済サービスに向きつつあるとも言えますね。

QRコード決済

迎え撃つ銀行。巨像相手に戦々恐々

これまで銀行が独占していた法人決済事業ですが、Googleの真の狙いがそこにあったとなると、心中おだやかではないでしょう。

コスト競争力では、まずは勝ち目はないですし、融資などとからめた銀行ならではのサービスを展開しないと厳しいでしょうね。

真の狙いは?Google

買収されたプリンには、未だGoogleからの詳細な話しは来ておらず、時期が来たらお話しますというもの。

法人向けサービスに本格参入と囁かれる一方、あくまで自社サービスの利便性アップの一貫という声もあります。

とにもかくにも今後のGoogleの動きを注視していきたいと思います。

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