仕事との両立がむずい。ワールドカップ視聴。
時差の問題などもあり、いつも悩まされるワールドカップ視聴。学生時代は深夜の試合でも何とか視聴できましたが、社会人となっては話は別。
体力的に厳しいこともあり、帰宅してからの視聴が中心でしたが、大概試合結果は漏れ伝わり、結果がわかっている状態での視聴に面白さも半減していました。
が、202年のワールドカップは、ABEMAさんのおかげでも隙間時間を作れば視聴が可能となり、結果を知ることなく試合を楽しめることができました。
余計なお世話だけど、大丈夫。ABEMA?
ワールドカップと言えばNHKのBS放送がお決まり。ほぼ全試合を放送してくれていたのでサッカーファンとして大変ありがたっかたです。
が、今回、その役を担ったのがABEMA。全試合をしかも無料で視聴できるという大盤振る舞い。
かのNHKや民放各局が手を出せなかったことを考えると放映権は相当な額。一節によれば70億~80億円というのですから、ABEMAにとっては相当な賭けに出たと言ってもいいでしょう。
未だに赤字続きのABEMA
というのも、ABEMAは開設以来赤字続き。稼ぎ頭のネット広告、ゲームなどがその穴を埋めるという構図が続いています。
2019年9月期は206億円の赤字。で、2022年9月期は128億円と若干赤字幅も縮小し、改善は見られますが、独り立ちするにはまだまだといった状況です。
収入源はペイパービュー、そして有料会員
ABEMAの収入源と言えば、月960円の有料会員費。2020年9月現在で約80万人。直近では100万人を超えているとも言われています。
が、アプリのダウンロード数が約8000万ということを考えると、有料会員はわずか1%。この点をもう少し改善できれば、独り立ちも可能になるかと思います。
有料会員化の導線づくりが今後の課題?
ワールドカップ視聴きっかで、ABEMA視聴することとなりましたが、他のコンテンツでも魅力的なものがいくつかありました。
特にバラエティは、出演時はもちろん内容の面白さ、セットの豪華さを考えると地上波と遜色ない。スキャンダルで地上波からしばらく顔を見ないあの御方出演の番組は腹を抱えるほどの面白さがありました。
これをきかっけに他の番組も観たいという動機は芽生えましたが、有料ということで断念しちゃいました。
無料視聴者にもう少し、旨味を与えるか、それとも若干、キツめにするのか、このさじ加減が非常に難しいでしょう。
ネットフリックス、ディズニー、Hulu、WOWOWなど競合ひしめく中ですが、ぜひとも日本発の動画視聴サービスとして頑張って欲しいと思った次第です。