ようやく5Gの使い道が見えてきたかもよ。肝はズーム機能。ってことは引きの画中心になるのか

スマホ,カメラIT業界

なんだかんだで1年近くが過ぎたけど

コロナが流行する数ヶ月前だったかな、5Gサービスが開始となり、秋にはiPhoneも5G対応ということで友人が興奮した面持ちでさかんに言いふらしていました。

サービス開始直後は、5G対応端末が少ないこともあり、イマイチ盛り上がりにかけ、今に至るというのが正直な感想。CMなどでは5Gを強めにアピールしているけど、どうしても耳に入ってこない。

ところが、登録件数を見るとさにあらず。極端なヒットこそないものの、ジリジリと登録者数を伸ばしています。

目標の1000万件突破も見えてきた

利用者数でトップのドコモでは、2021年6月時点の5G利用者は535万件。2022年3月には1000万件を目指していますが、残り半年以上もありますから、達成する可能性が高い。

ソフトバンク、KDDI、楽天も利用者数はわからないものの、5G登録者を順調に伸ばしている気がします。

5Gどうよの質問に答えられるネタがようやく。

通信技術の歴史を辿ると、3G誕生の時はスマートフォン、4G誕生の時は動画と普及の欠かせないブースターがありましたが、5Gにとっては今の所、それらしきブースターは皆無。

普及に向けドコモでは、約4000社と5G関連のサービスを協業で開発を進めていたり、これまで300件近いプロジェクトを実施した模様。で、そのプロジェクトの1/3が映像とのこと。

これが、これまでの映像体験とは異なるものを提供できるかもということで注目されています。

スマホ

一人ひとりに合った視聴体験。選手の表情アップも可能かも

5Gは4k、8kの高画質映像でも数秒でダウンロードできる高速性がウリ。8kの映像ともなれば、高精細な画でお肌の質感なんかもバッチリ。

これを利用して、例えばスポーツや演劇など多人数が出ている映像を自分好みに合わせて寄ることができる。つまりズームできちゃうというわけです。

例えばサッカーであれば、ある選手にズームできたり、演劇などであれば好きな俳優さんにズームできちゃう。まるでライブで見ているような雰囲気を味わえるんです。

携帯電話

5G専用視聴が主流になるかも

となると、野球のような固定カメラではなく、何箇所から定点でカメラを設置し、好みに合わせてスイッチするという視聴になってくるのかな。

サッカーで言えば、引きの画とグランドレベルの寄りの画、そして俯瞰の画。さらにはゴール後ろの画などなど。ゴールを決めた瞬間、目の前にボールが飛び込んできたり、シートを決めた選手を仲間が祝福する、そんな様子にズームできたりと没入感間違いないでしょう。

将来的にはAIにおまかせかな

お一人様専用お視聴体験はできますが、都度都度、画面をスイッチさせるのは相当難儀な話。ので、AIに学習させてボタン操作なく自動で切り替えてくれるようなサービスに発展するかもしれません。

これが普及すれば5Gの加入者数にも弾みがつくでしょう。5G普及に向けて何がブースターとなるのか注視していきたいと思います。

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