不調の予兆は録画されていないが多発
2012年7月に購入したHDDレコーダ、DIGA、DMR-BWT510。8年目を迎えた所でHDDがクラッシュしてしまいました。
容量は500GB。フルに使ったことは、この8年間全くなく酷使しているつもりではなかったのですが、1.3倍速再生の多用が良くなかったらしい。
クラッシュの予兆として、まず録画された番組が途中で録画が遮断され、番組が2つになっていたり、録画した番組を見ているとエラーコードU88のメッセージが表示されて、まともに録画番組さえも見れない。
挙げ句には録画予約した番組さえも録画できない始末。てなわけで、ネットで調べてみると、DIGAのHDD換装の記事がわんさか。
これらの記事を参考に、何とか無事にHDDの換装を成功させることができましたので、備忘録を兼ね、紹介したいと思います。
HDD内のデータを外付けHDDにバックアップ
まず初めにしたことは、HDD内の録画動画のバックアップ。DIGAにPC用に買った外付けHDDをUSB接続。
外付けHDDは、2005年頃に購入したBUFFALOのHD-HU2の250GBモデル。HDDレコーダー用となると対応してない外付けHDDもあるようでしたが、DIGAよりも発売年が古いにも関わらず、奇跡的に認識。余計な出費をせずに済みました。
DIGA側で約250GB分録り溜めていましたが、ほぼ全てBUFFALOの外付けHDDに引っ越し完了。
DIGAの高速引っ越し機能を使ったので半日で引っ越しが完了しました。
この引っ越しで気づきましたが、HDDレコーダー用のフォーマットは動画をかなり高圧縮で保存しているということ。BUFFALO側に250GB分引っ越しさせたのに、DRモード9時間予約できる空きが残っていました。
新品のHDDをフォーマット
データの引っ越しが完了したら、続いては換装用HDDのフォーマット。
フォーマットは、DIGAにUSB接続して、フォーマットするだけ。約5分位で完了しました。
使用HDDは、ネットで推奨されていたWestern製HDDを使用。換装前のHDDも Western製 が使われていましたし、これなら安心だろうということで選びました。
接続にはDIGA換装用にしばしば登場するこちらのHDDスタンドを使用しました。とは言え、外付けHDDとDIGAを接続させるUSBであれば行けると思います。
いよいよHDD換装。スタートボタンポチ
外付けHDDのフォーマット完了したら、いよいよHDDの換装作業です。
ネジを外して、上蓋をスライドさせるだけでOK。
続いてHDDを固定している板のネジ4箇所外します。最後に板からHDDを取り外せばOK。このようにブルーレイプレーヤーの上に乗せると接続配線も抜きやすかったです。
HDDを換装して元に戻したら電源ON。しばらくPlease Waitの文字が流れた後に電源がオフになります。
その後、リモコンのスタートボタンを押して再び電源ON。エラーメッセージが出ないことを祈りつつ待つこと1分少々。
メッセージが表示されることもなく、無事HDD換装を成功させることができました。
一時退避させた録画番組を元に戻す
とは言え、まだまだ問題が・・・。外付HDDに引っ越しさせたデータを読み込ませることができるかどうか。
あくまでも僕の推測ですが、様々なネット記事を見るに、HDDを換装した時点でDIGA側で新たな機器認識番号を発行します。
例えば、DIGA内のデータを外付けHDDにバックアップ。本体のHDDを外して新品のHDDを装着。DIGAでフォーマットを実行したとします。
で、外付けHDDのデータを読み込ませようとしたら、認識してくれないという事象が起きます。
これは新品のHDDに交換した時に機器認識番号がこれまでが01とした場合、02に変更されてしまったから。外付けHDDは01の機器とだけ接続となっているので、02に切り替わったとたん、接続の契約を結んでないので接続できませんとなるわけです。
というわけで、換装前の状態で外付けHDDをフォーマットすることがとっても大事なのです。この場合、機器認識番号情報も外付けHDDに引き継がれるからです。
と話は長くなりましたが、とは言え、認識してくれるかどうかはドキドキもの。USBにバックアップしたデータが画面に表示された時は、最近では得られない達成感を得ることができました。
今の所、順調に働いてくれています。
HDD換装して1ヶ月経ちますが、録画予約した番組はしっかり録画されていますし、今の所順調に稼働してくれています。
本来であれば新品購入で4万円近い出費でしたが、HDDの換装で12,000円前後に抑えることができました。しかも容量も500GBから1TBへ。
全てを使い切ることはないですが、心の余裕が少しはできました。8年後に再びクラッシュするようなことがあれば、またこの記事に戻り延命処置を進めていきたいと思います。