昔が懐かしいFBからの避難場所
Facebookが急速に広がり、職場や仕事関連のお客様まで・・・。幸い上司、お客さんから友達申請は来ませんでしたが、どこか息苦しさを感じていました。
そんな時に出会ったのがインスタ。匿名で友達申請をせずとも閲覧できるし、不特定多数の人にも見てもらえるし、しばらくはインスタメインの投稿を続けていました。
ところが、こちらもしばらくすると知り合いがどんどん入ってきて友達申請的なプレッシャーをかけられ、次第にインスタから離れていきました。
その後はと言えば、インスタ映えという言葉が流行語になるなど、僕の周りではFacebookよりも利用者が多く、今では国内利用者が3300万人。僕がよく投稿していた2015年時点の500ちょっとから比べると5年間で6倍近く利用者数を伸ばしました。
シェアは低いけど日本市場は先を行っている?
国内では3300万人の利用者を誇るものの、全世界で見ればたったの3%。
一般的に商品開発などはシェアの高い層、メインターゲットに対して行われますが、インスタの場合、この3%の市場を重要視していることに驚きました。
米国以外で開発チームを置いているのは日本だけ。総責任者いわく「日本市場が展開当初から際立った特徴を持っていた」とのことで、「学ぶべきところが多い」と語っています。
情報収集にインスタ利用は、日本ならでは
例えばハッシュタグで検索する回数は、全世界に対して平均して5倍。ホテル予約やレストラン検索で利用が広がっているとのこと。
ホテルにしろ、レストランにしろもちろんWebなどを公開し、自社の商品はアピール済みですが、インスタ利用者は加工された写真よりも、一般人が撮影した素の情報を求めている人が多いとのこと。
確かにシズル感たっぷりのステーキの写真よりも、どこか生活臭のあるステーキの写真の方がリアル感が出て、レストラン選定のものさしになることは確か。
洋服などのタグ付も日本が際立つ
レストラン、ホテル選びの情報収集の他にも商売に繋がる、お買い物情報収集での利用も進んでいるのが日本
アパレル企業などが商品写真にタグづけするショッピングタグ。それを目当てに閲覧する件数は全世界平均に比べ、日本の場合3倍近く高いとか。
新サービスは日本発ということも
このように日本市場を重要視しているインスタグラム。ユーザーが自分のアカウントページをQRコードで表示できる機能は日本で開発されたものだとか。
日本人としてどこか誇らしい気分になります。
この先、どんどん日本発のサービスを展開して欲しいものです。