直販に乗り出したアップルに戦々恐々の3キャリア

iPhoneIT業界

アップグレードサービスって

あのアップルがiTunesを世に送り出した位の革命を起こそうとしています。

それがiPhoneアップグレードプログラム

利用者は毎月4000円弱を12ヶ月間支払えば13ヶ月目に新モデルに乗り換えられるというもの。

これって従来の商流を全く無視していますよね。現在はキャリアを経由して購入しているのをアップルが直接販売するって訳ですから・・・

2年縛りから解放するという大義名分

アップルという言い分は、2年縛りのために新製品が出ても手を出せない。ならば、アップルが直接iPhoneを販売して、その縛りから解放してあげようと。聞こえは良いですけど、3キャリアとしてはたまったもんじゃありません。

米国ではこれでヒットしたキャリアが・・・

この2年縛りの業界のお約束事を破り、iPhoneの割賦販売や端末を乗り換えやすくしたプランを提供し、利用者を大きく伸ばしたキャリアがいます。それがTSモバイル。契約者数が4位から3位に伸びたのも、このおかげでと言われているほど。

そのTSモバイルの成功を見て、アップルも考えたんでしょ。ならいっそう、ウチでそれ、やっちゃえばいいじゃんって。

クルマにも適用できないか?

商売をしていて、売り手のタイミングで商品を買い換えてくれるのは大変ありがたい。例えばクルマ。モデルチェンジごとにクルマを乗り換えてくれるユーザーなんて、そういないし、ブランドスイッチだってありえる。他にも長期保有しちゃうとか。

ただ、月額払いでアップグレードサービスなんてやったら結構うまくいっちゃうけど。ローンよりちょい安めでプランを組めば・・・。会社も将来の数字が読めるし、あり得るかと思うんですけど・・・

話は戻ってアップルに

このアップグレードサービス、当面は米国のみのようですが、将来的には日本にも導入される模様。そうしたらキャリアもアップグレードサービスにのっかったサービスでもやらないと契約者も逃げてしまうんじゃないかな

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