薩長連合よりもインパクト大。米中IT連合

提携IT業界

トランプさんの影響?

政治のお話がビジネスの世界にまで影響を与えてしまうというのは本当かわいそうなお話です。

かのアリババがアメリカ進出で苦戦。例えば国際送金会社を買収を予定したものの、米国人の資産情報などが中国に漏れてしまうという恐れがあるとのことで対米外国投資委員会がこの買収にペケを出し、あえなく断念することになりました。

他にもアリババが運営するタオバオは、米通商代表部から偽造品を取り使うECサイトと評価れる始末。サイトの信用を大きく損ねる仕打ちを受けたのです。

と、このように政治の世界がしっくりこないせいもあり、とんだ所で、その被害が起きています。

アリババがアメリカ進出を果たすのはもうしばらく時間がかかりそうな感じがします。

提携

鉄壁のガード、中国

さっきまでは中国企業がアメリカへの進出が厳しいお話でしたが、今度は逆のパターン。米企業が中国市場への進出はどーよというお話

こちらも中国の検閲問題もあり、なかなかその市場をこじあけられないとうのが現状です。Googleも一度は進出したものの検閲問題などもあり撤退しました。

といった具合に、双方ともに互いの国でうまくいっていません。ならばということで、新しい動きも出てきています。民間同士でしれっと提携しちゃいましょうと。これなら政府も口を出しづらいのでしょうか・・・

で、この度、Googleとテンセントが手を組むこととなりました。大物同士の提携で驚かされますが、互いに持つ特許を共有するといもの。クローズドにするのではオープンに。太っ腹です。

これによりビジネスがかなりスムーズに運ぶようです。

研究開発を進めて行く中で、特許を紛争などで時間を取られたりすることなく、ノイズが少なく研究が進められます。

これによりGoogleも将来的には中国市場への再参入が進めやすくなったのは間違いないでしょう。

これをきっかけにして、両国のビジネスシーンのわだかまりが多少でも解消されれればいいんでしょうけどね。

提携

取り残される日本

大きな市場ばかりが喧伝されている中国ですが、IT企業の実力も相当なもの。Googleが手を結びたがるほどテンセントの実力は相当なものようです。

この先、Amazonがアリババ、フェイスブックがテンセントと手を組んだら、世界征服は達成できちゃうでしょうね。

主導権を握られてしまった格好の日本。

米中がこさえたプラットフォームにのっかることしかできないというのは、どこか寂しさを感じてしまいます。

頑張れ日本

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