厳しさ増す製紙業界
原油高騰で紙の価格が値上がり。便乗値上げじゃないの?なんて思っていましたが、話は結構深刻。紙の需要がただでさえ減退しているそうで、海外に活路を見出さないと厳しい状況のようです。
海外進出にも手ごたえが
国内は需要が尻すぼみな状況はカーメーカーと一緒。なので、製紙業界も海外への進出を加速しているようで、業界第一位お王子製紙は海外売上高が2013年度に20%を超え。東南アジアへの積極的な進出を狙い、中国への工場建設も決まり、これからが正念場という感じ。
消えた大合併
この海外進出の足固めができたことで、水面下?で進められていた日本製紙との合併は白紙になった模様。それは良いとして、業界1位と業界2位が手を組むほど、製紙業界は厳しいのかというが正直な感想。
雑誌の発行部数が年々減少し、本屋さんも少なくなっている。出版社と本屋さんだけの話かと思いきや、その影響は上流の製紙屋さんまでに及んでいるとは・・・・。ネット恐るべし。
日経ビジネスNO.1744より