Amazon動く
注文から1時間以内に納品って、ピザと見紛うほどのスピード。倉庫を持つコストもバカにならないのに。
まぁ、そこは巨像Amazonですから、痛くもかゆくもないんでしょうけど。
現在は東京の限られた地区と川崎での展開ですが、さらに対象範囲を拡大するとか。
そもそもこの即日サービス、国内では既に盛んに行われているんです。それを見てAmazonも危機感を感じての参入したのでしょう。
国内先行組みでは言えば、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、セブン&ホールディングスに西友などが主だった所。各社のサービスをカンタンに紹介します。
電気専門店もネット通販に本腰
ネット通販勝ち組とも言えるヨドバシカメラも、即日配達は既に展開中。東京都内ですが6時間以内に配送。しかも配達スタッフは社員。行った先で他の商材を勧めたりとうるさい感じはしますけれど、いつ注文が入るかわからないのに、配送の専任スタッフももったいないのでしょう。
場合によっては配達先で操作法を教えてくれと頼まれることもあるでしょうしね・・・
業界大手のヤマダ電機も2015年10月からサービスを開始。個人、法人問わず、都内の決められた区内であれば最短3時間で配送してくれるというものです。
コンビニ、スーパーは店舗メリットを活かす
omni7を立ち上げたセブン&アイ・ホールディングスでは荷物の引き取り先にセブンイレブンやイトーヨーカ堂を活用。一人暮らしですと配送員のすれ違い気味。再配達も悪い気がするし。そんなユーザーの心理をうまく汲み取った感じがします。これであれば買い物ついでに荷物を預かることもできますし、配送会社としても再配達する手間も省けますし、一挙両得です。
西友のネットサービスも一緒。引渡し専用のカウンター店内に設けて、そこで荷物を預かるとういもの。さらに西友のサービスでこれいいなと思ったのが、「どーぞカウンター」。ネット通販の応用版と言いましょうか。事前にネットで注文をしといて店舗に行けば注文した品をまとめといてくれるというもの。
忙しい一人暮らしにはもってこいのサービス。店内を歩き回り品をピックアップする時間を省けるし、衝動買いも省ける。加えて会計後にとてつもなくしんどい、あの袋詰めがないのですから。いかに形よく袋詰めしようと奮闘しても、イマイチ収まりの悪い袋詰めになる僕にとっては大変助かるサービスです。
スピード配達は通販会社側にもメリットあり。
倉庫に在庫をたくさん積んでいるよりも、どんどん商品がはけてもらえるのがネット通販としては助かる訳です。なので、多少の手間をネット通販が追うので、在庫減らしに協力してよと。しかも再配達のリスクも軽減できる。
一方利用者に取っては時間を買うことができるので、それ相当のメリットがある。
まとめ
現在は都内の限られた場所と即日配達の範囲は狭いですけが、各社、対象エリアを拡大することを計画しており今後の展開が楽しみ。
ふと思った時に、すぐに手に入る。なんか今か今かと商品が届くワクワク感が消えるのも複雑な思いがしますが・・・