恒例行事となるか?中国の「春節」需要

円安で海外旅行者急増

円安の影響も手伝ってか、2014年後半から海外旅行者が急増しているのをよく耳にする。国籍別に見ると中国人が最も多いようで、国交がイマイチしっくりこない状況を考えると驚きに値する。

春節

百貨店潤う

この春節需要で、潤ったのが百貨店。三越銀座店では昨年の3倍を越える売上となり、大丸・松坂屋を展開するJ.フロント利照りティリングの旗艦店8店舗では昨年に比べ4倍もの売上を記録したとのこと。

三越 銀座

日本の百貨店で買い物するのが、一種のステータスにもなるのでしょうか。日本でも遠い昔には、そんな話を聞いたことはあったけど・・・。

セブンも目をつけた春節需要

電車の広告で、春節時期によく目にしたのが、セブン銀行のATMの広告。中国語、韓国語らしき文字に不思議さを感じましたが、これって、海外旅行者向けの広告。日本人向けではなく、海外旅行者向けに広告を打つってことは、それなりの需要があると予測した証。実際に昨年に比べ7倍も利用件数が増えたということで、大成功と言えるでしょう。

スマホ文化は国境を越える

他にも、イオンではスマホ向けにクーポン発行を展開。中国人同士がクーポン情報を教えあい、売上増に寄与したとのこと。日本では当たり前のクーポン発行ですが、中国でも、スマホを使ったクーポン発行は展開されているようで、買い物客誘致のツールとして、かなり機能しているようです。

来年も「春節」需要が続くか

今年になって、注目を集めた感じの中国の「春節」需要。受験生の宿泊先がなくなるほど盛況ぶり。来年も続くとなれば、他の業界からも参入が見込まれるのでは?

例えば、飲食店とか通信関係、テーマパークなどなど。とにもかくにも日本全体が元気になることは良いこと。この特需が末永く続くことを切に願う

日経ビジネス NO.1780より