複雑な商流
海外の建材の商流は中間業者が複雑に関わっているようで、新日鉄住金から消費者に行き着くまでには、相当な距離がかかっている模様。このBtoCを成功させるには末端の工務店やホームセンターを取り込んでいかななければならない。
打ったCMが秀逸
発想は消費者から、指名させるというもの。工務店やホームセンターのバイヤーとの交渉も大事ですが、直接消費者に働きかけようと。
屋根などに使う建材を次々にひっくり返し、建材に印字されているシリアルNO.を送るとピックアップトラックが当たるというもの。
BtoCをも取り込む
そもそも新日鉄住金は、自動車鋼板などを取り扱うBtoB企業でしたが、建材も収益の柱になることを見据えたのかBtoC市場にも参入。骨の折れる販路開拓、ネットワークは合弁会社に任せ、効率よく時間買いに成功。パナソニックとは逆を行く姿勢に、商材が変えれば、こうも違うんだとあらためて気づかされました。
日経ビジネスNO.1735より
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