訪日外国人急増
最近やたらと目にするアジア系外国人。円安効果も手伝って訪日外国人の多いこと、多いこと。そもそも外国人の方々は、本国の旅行代理店を通じて、日本に来ているんだけど、その観光ルートやら宿泊先やらは旅行の企画屋「ツアーオペレーター」という方々が、決めているみたい。それも、旅行先の会社が。
となると、最近、中華料理店にバスを横付けてして、たくさんの中国人らしきを送客しているあのプランも、仕掛け人は日本人かもしれないと
ツアーオペレターはまだまだニッチ
この企画屋はと言えば、小規模な会社が多く、このスタイルは30年ほど変化がないとのこと。そこに商機を感じたかは定かではりありませんが、訪日客向けのツアーオペレータとして急成長しているのがフリープラスという会社
設立が2010年というのだから、まだ5年位しか経っていませんがグイグイと業績を伸ばしています。
大手は敬遠する低利益率
フリープラスの場合、大手が敬遠する客単価の低いアジアの訪日客に注力しているのが特長。大手は客単価の高い欧米や大型ツアーを中心とすみ分けができているみたいです
強さの源はスピード感
どこの業界も似たような話になりますが、この旅行業界においてもスピードが命だそうで、旅行代理店から見積依頼が来た場合、たいがい、1-2週間の時間がかかるのが相場
が、フリープラスでは最短で15分。遅くとも同日中に見積を出せるという驚きのスピード感。
アジアでは訪日の直前に見積依頼が来るケースが多く、フリープラスのスピード感じゃないと対応できないみたいです。
欧米の人に比べて、アジアの人は計画性がないのか、せっかちなのかはわかりませんが・・・
外国人だから寿司でしょはない・・・
ツアオペレーターのお仕事には食事のメニュープラン作成もあります。外国人だからと言って、寿司、てんぷら、と日本ならではの食文化をおしつけることなく、ニーズにあったプランを提示しています。
その国の代表的な料理を振舞われて、苦い思い出のある自分にとっては、確かに・・・と納得させられます。海外の地にいても、日本料理がむしょうに食べたくなることもあるし・・・
競合も増えるのでは
今回学んだのは、旅行業界にも企画屋なるものがいること。となると、企画屋にネタを売ることで、外国人観光を受け入れたい自治体は潤うのでは?と思いました。
となると、企画屋がどんどん力をつけて旅行代理店よりも立場が強くなる将来も考えられる。まるで広告代理店とプロダクションの関係みたいに・・・