カーニングビジネス?しかも学生発案「バッドジーニアス」

バッドジーニアスアジア映画

昔観たザ・カンニングの比じゃない

小学生の頃に観たザ・カンニング。各学生が文具を使って精巧なカーニング装置を作り、子供ながらにそこまでするなら勉強しろよと思いましたが、本作品はそんなチンケなはカンニング映画ではなく、もっとスケールの大きな話。

世界を股にかけてカーニングを仕掛けるのですから。

バッドジーニアス

非の打ち所がない天才とはこのこと

世の中には全く勉強していないのに学年で常にトップになっちゃうとんでもない天才がいます。

生まれながらに他の人達とは作りは違うんでしょうね。

小学校、中学校とほぼほぼ学年トップ。数学コンクールなどお勉強系の大会でも連続優勝するなど誰もが認める天才。

それが本作品のオークべッブ・チュティモン演じる主人公リン

その天才っぷりに学校から学費全額免除を引き出すほどの逸材。

そんな彼女がまさかの転落人生を歩むとは・・・

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ビジネスとして成立させちゃう所が凄い

彼女が悪の道に足を踏み入れてしまったのは残念なほどにお家が貧乏だったから。

そこに目をつけた落ちこぼれの友人達がカンニングを提案。

しかも報酬が1教科につき3000バーツという好待遇。それも一人だけではなく複数人からの申し込みが殺到。

少しでも親に楽させたいという気持ちから彼女は彼らの提案を受け入れることにしました。

報酬は全て貯金し、通帳を観ながら微笑む彼女に胸が熱くなりましたよ。本当に

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世界を相手にビッグ・ビジネス

落ちこぼれ集団の要求はさらにエスカレートし、アメリカ留学に必要なSTICでのカンニングを彼女に依頼します。

しかも報酬は300万バーツ、日本円にして1000万円。

しかもこの提案してきた落ちこぼれが賢い。一人で1000万円を支払うのは到底ムリな話。

これを他の生徒にも一口数万円として売り込むというサラリーマン顔負けのスキームを考案。

これが大当たりし、予定した資金が目標額に即達します。

ここまでの才覚があれば、海外に出ずに自国で起業した方がよっぽど彼らのために幸せじゃんとも思いましたが・・・

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時差を使ってカンニング

こうして大金を目にした彼女は世界を股にかけたカーニングを計画します。

こちらの試験、全世界で行われており、彼女は時差に目をつけ、自国タイより前に試験が開始されるオーストラリアに飛び試験を受け、その答えを丸暗記。マークシートの並びを頭の中にインプットしたら即座にトイレに駆け込み、LINEでタイの友人に送信

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計画は順調と思われましたが、試験官に不審がられ頓挫。

さらに一緒に試験を受けていた友人が試験官にとっ捕まり万事休す

果たして、この壮大なスケールのカンニングがが成功するのか否か。

最後はドキドキハラハラの連続です。ぜひご覧ください。

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