主なあらすじ
大マジシャン?を父に持つ主人公。父はマジックショーの座長的立場である意味、この団体の運営者。が、興業的にイマイチということもあり銀行から借金は返せずじまい。業を煮やした銀行は融資をストップし、貸したお金を貸せと父に迫り、父は何とマジックショーの舞台で、しかも子供の前で命を絶ちます。
のっけから波乱の幕開けとなり、期待感はやや上昇。
んで、成人した息子に場面が切り替わるのですが、家業のマジシャンを生業にする傍ら、キャッツアイばりの窃盗団で世を騒がしていたのです。
銀行に復讐したる
銀行が融資してれくれていれば、父は事業に行き詰まることなくマジックショーを続けられていたし、自殺することなかった。自殺したのは銀行のせいだと言わんばかりに融資を断った銀行に何度も窃盗に入ります。
開かずの金庫をこじ開けたり、ビルから盗んだ現金をバラまいてみたり。
そんなこんなで銀行の株は大暴落経営に行き詰まるところまで来てしまいます。
彼の復讐が銀行の倒産ということであれば、半ば彼の思い描いたのごとく事は進んでいきました。
銭形警部登場
大泥棒には好敵手が必ずいます。銀行も最後の切り札として、その道のプロに捜査を依頼することにしました。
早速犯人の追跡に成功。犯人の逃走車をクルマからヘリコプターから追跡し、ヘリコプターから拳銃を発泡。犯人の左肩をかすめ傷を負わせたものの、トンネル進入後に見失い万事休す。
が、このできる刑事はマジックショーの座長であることを把握済み。
急ぎマジックショーの公演先に彼を訪ね、早速上着を脱げといきなりの核心をついてきます。
が、何故か自信たっぷりの彼。それもそのはず上着を脱いでもかすり傷ひとつない。
マジックで消したのかそれとも本当の犯人は彼じゃないのでは?と見ている側も終始・・・・状態。
トリックは実に簡単
このトリック、ネタバレになりますがこの主人公双子だったのです。
しかも片方は、その存在を世間からは秘密にされており、マジックの道具として扱われていたのです。
日陰暮らしの方は、人と接することなく過ごしてきたこともあり、自閉症気味。一人二役のこの俳優さんの演技に終始呆気にとられるほど、演技うますぎです。
で、この先の展開は見てのお楽しみ。自我に目覚める日陰け暮らし。もう影の存在は嫌だと2人の間に亀裂が入ります。
彼らの目的は銀行の倒産。果たして目的は達成できるでしょうか。
余談ですがカトリーナ・カイフ
インドを代表する大女優だそうです。初めてみましたがスタイルもいいし、踊りもうまいし。インド人ってそもそも顔立ちきれいなんだよなと改めて実感した次第です。