イカれすぎ。スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班

レーサーにして実業家。華麗なる経歴なのに・・・

元F1レーサーにして実業家でもあるジェチョル。大企業のボスにありがちな裸の王様的な振る舞いで、優しい笑顔の表の顔とは正反対。

あまりの放漫経営ぶりに部下から諫言を受けるも、全く聞く耳を持たず、いきなりワインボトルで殴打。

さらに彼にヘルメットをかぶせてこめかみに向けて電動ドリルを突き刺し、俺に口出しする奴は、こうなるぜと脅迫。

これが大企業のボスなのだから、部下もさぞ大変でしょう。

ひき逃げ事件を隠蔽。警察庁長官との癒着

さらに政界にも顔が聞くジェチョルは怖いもの知らず状態。

ひき逃げ事件を起こすも、警察庁長官に掛け合い、多額の口止め料を払い、もみ消しに成功。

ひき逃げ捜査班は、長官の鶴の一声で捜査を打ち切らされてしまいました。

が、警察官としての仕事を全うしようとする正義感溢れる警官シヨンにより捜査は内密に継続され、ジェチョルが犯人であることを突き止めます。

警察側にもモンスターがいたとは・・・

逃げるジェチョルと追うシヨン。この二人を軸に話が展開されると思いきや、思わぬ伏兵が出現します。

シヨンの部下でもあるミンジェという頼りなさそうな若者。けど、ひき逃げ犯罪において、その推理力は並外れており、署内でも一目おかれる存在。

何かサイコパス的な能力でも備わっているかと初めは思いましたが、終盤になるにつれて、主人公でもあるシヨンを差し置いて、彼中心で話が進んでいきます。

これがとにかく面白い。ひ弱そうな見てた彼。実は元暴走族の総長でドライビングテクニックはプロ級。

しかも喧嘩がめっぽう強い。ジェチョルの強面の部下数名を軽々とノックダウンさせちゃうシーンは爽快の一言。

権力には逆らえないか

とんでもない人間を相手にすることとなったジェチョル。

長官への賄賂もあまり効果を発揮できず、逮捕寸前まで追い込まれます。

ところが、さらなる黒幕が出現。長官とは別にひき逃げを捜査中のボスがこれまたジェチョルと繋がっていたというもの。

交換条件として、ジェチョルが賄賂を渡した政界人物のリストを引き換えに、ひき逃げを見逃すというもの。

ってことは、長官にお金を渡していたこともこのボスには筒抜けだったわけですね。

何重にも裏を書く韓国映画のお約束パターン。まるで24を見ているような興奮を覚えました。

果たして、ジェチョルは、このまま逃げ通すことができるのか、ジェチョルと繋がっていたボスの行方は・・・。

続編を匂わす終わり方をしていますし、次回作が楽しみでなりません。