公開は2000年。
タイトルとレビューのサムネイル画像だけで録画したこの作品。のっけからこれ失敗したかもと冒頭から後ろ向き。
俳優人も知らない人ばかり。主人公が誰かに似ているなとずっと気になっていたら、何とニコラス・ケイジではありませんか。公開した年が今から15年ということもあり、今の渋みがゼロ。全く気づきませんでした。
いや、それよりもビックラこいたのがヒロイン役の女性。口元がこれまた有名な女優に似ているなと思って、ネットで調べたらこちらもビックリのアンジョリーナ・ジョリー。
髪は金髪で、ガサツなガテン系女性を演じ、役にピッタリ。現在の妖艶な感じゼロ。若かりし頃のアンジョリーナ・ジョリーは、正直抜きん出たオーラーがありませんでした。
主なあらすじ
クルマ窃盗団で知らぬ人はいないニコラス・ケイジ。けど、それも遠い昔の話。今ではまともな職につき余生を送っていたのに、事もあろうか弟の尻拭いのため6年ぶりにクルマ窃盗をする羽目になり、見事な手際の良さで次々とクルマを盗んでいくわけですが、まぁ手際のいいこといいこと。
与えられたミッションは50台。それも1日で成し遂げてしまうのですから、さすが伝説のクルマ窃盗団です。
こうやってクルマって盗まれるの
作品の中で、窃盗の手口が色々披露されます。キー差込口を引っこ抜いたり、ECUみたいなのを取り替えたり、ハンドルの取り付けられた棒をハンドルごと取ったり。
で、窃盗団の手を焼いたのがメルセデス
当時はまだ珍しかったんでしょうね。イモビライザーって。
今では一般的になっていますが。窃盗団もこの近代装置は手を焼いている感じでした。あくまでも作中ですが・・・
高級車と言えばアメ車でしょ
アメリカの作品なので、そこは名車と言えばフェラリーでもポルシェでも、メルセデスSLでもない。フォードムスタング。50台目ラストのクルマとして、最後は空を飛んでもいましたね。この作品がきっかけでしょうかね、ムスタングのリバイバル版も出ました。
個人的なリヤビューのルーフから流れる流麗な感じから、ボクシーなテールランプのラインがたまりませんでした。
色々とあったけど・・・
派手なカーチェイス、手際の良い窃盗手口、激しいアクションシーンと色々ありましたが、結局残ったのは若かりし頃のアンジョリーナ・ジョリー。ガサツな役もありだなとどんどん引き込まれていきました。