熱意が人を動かすとはこのこと。「オレの獲物はビンラディン」

すべてのはじまりは神の啓示

本作品の主人公ゲイリーは、いい歳して職につかずプラプラと適当に人生を送っていましたが、ある事がきっかけで、アメリカ国民のために大きなる野望に目覚ます。

その野望とはビン・ラディンの捕獲。特に軍隊経験があるわけでもなく、仲間とツルむわけでもなく、とにかく神の啓示、つまり神様が多くのアメリカ国民の中から自分を選んでくれたのだから、そのミッションをこなさなければ、ある意味使命感にも似たものを抱き、周りを巻き込みつつパキスタンの地を踏むまでの成果を上げます。

オレの獲物はビン・ラディン

無計画でも何とかなるもの

ビン・ラディン捕獲という目標が定まるやいなや、行動に移すのがとにかく早い。

彼の当初のプランはアメリカからヨットを使ってパキスタンに渡るというもの。友人知人には常識的に考えて無理だと忠告しても、聞く耳を持ったないゲイリー

しまいには、彼の熱意に負けて頑張れよと逆にエールを送る始末。

とは言うことで、実際にヨットで航海に出たものの、なぜかメキシコに流れつき計画は失敗。

オレの獲物はビン・ラディン

ここで折れないのがゲイリーの素晴らしい所。

海が駄目なら空から。ということで、今度はイスラエルからパラグライダーでパキスタンへの潜入も試みますが、これまた失敗。

この2度失敗を経て学習したのか、最終的には飛行機でパキスタンへ。

色々と遠回りはしましたが、とにかくビン・ラディン捕獲に一歩近づくことができました。

オレの獲物はビン・ラディン

CIAもいい迷惑

パキスタンの地を踏み、ビン・ラディン捕獲を実行に移しますが、とにかく計画性がなく街をブラブラしてるだけで無駄に時を過ごすだけに。

この理由のわからないアメリカ人がビン・ラディンを探しているとの情報がCIAに入り、彼を警戒の目が及びます。

事情聴取しても、神の啓示の一点張りで話が噛み合わなない。あえて、そのようなフリをしているのかと疑っていましたが、ゲイリーの熱のこもった説明にこれは本物だと理解を示すようになったのです。

オレの獲物はビン・ラディン

熱意は人の壁を超える

といった具合に、周りは、最初こそ何を馬鹿な事を言っているんだといった感じでしたが、彼の話を聞くと、コロッと彼側につき応援する立場に。

無理とはわかっていながらも、それを認めて応援する。なんて心の広い国なんだなと思いました。

それと彼の行動力は元気がもらえること間違いなしです。駄目な理由ばかりが思い浮かんでしまいなかなか新しいことを始められない。夢を諦めることはママあります。

が、彼のビン・ラディン捕獲に比べると自分のやりたいことがいかに小さいかが気付かされ、やめてしまうのが恥ずかしい気分になりました。

オレの獲物はビン・ラディン