こっちの海賊は筋金入りの悪
海賊で言えば、今時の子供はONE PIECEとのルーフィを真っ先に思い浮かべるでしょ。仲間思いで、困った人を助け、そして悪を退治する善良な人。
けど、本物の海賊はと言えば、銃器片手に船を襲い、金品を略奪する貧しい猟師の息子。これが現実。
たった4人で貨物船占拠
海賊って、大砲積んだ船でドンパチするかと思いきや、その攻め方たるや、あまりにも地味すぎ。小型船で横付けして、貨物船のデッキにはしごをひっかけて、目指すは人質。この作品を観ると大人約20~30人もいるのに、いとも簡単に4人の海賊に船を占拠されちゃいます。丸腰じゃいたしかない・・・
パニックにも冷静な船長
大波に襲われた、マシントラブル、んで、海賊との遭遇。万一の災難に備えて日々訓練しているんでしょう。海賊に襲われても冷静。電源、エンジンを落とし、さも故障と見せかけて海賊達に船を乗っ取らせない対応はまさに神対応。
次から次へと失敗の連続
何度も何度も海賊から逃げ出すチャンスはあったのにことごとく失敗するフィリップ船長。そんな展開の連続だから、トイレに行くタイミングもなかなか掴めない。久方ぶりに前のめりで、見入ってしまった。
毅然とした態度にハラハラ
囚われの身なのに、まぁーよくしゃべる船長。落ち着かせようというしているんだけど、第三者から観ていると、そこは黙っておけというシーンが何度も。ただでさえ精神状態がおかしくなっている犯人連中なのに、ひとつ間違えば地雷を踏んで、殺されちゃうことだって。
けど、そこは船長。不利な状況でも、媚びることなく毅然とした態度で、犯人達を説得するのは相当な精神力だと思う。僕だったら、媚びるまくりますけどね。あんな死の淵に追いやられた状況だと・・・・。
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