交際1年も経つのに気づかないって
親族の結婚式が地元であるから一緒に行かないと誘われたレイチェル。
学生時代の友人もいるし、結婚を前提におつきあしているのだから、彼氏の親に合っておくのもいいかも。と言うことで彼の提案を二つ返事でOK。
交通費は彼持ち。この程度であれば誰も彼がシンガポールを代表する大お金持ちとは気づかないでしょう。
ところが空港へつくなり、お抱えのポーターが現れ、飛行機で用意された席はファーストクラス。これで彼がお金持ちとは気づくのですが、1年以上交際しているのに今更かよといった感じ。
もしかしたら彼自身もプアな会社員も演じきっていたということであれば、相当な切れ者でしょう。
彼の財産を目当てに言い寄ってくる女性をこれまで見てきたのですから・・・
SNSの恐ろしさ
大富豪ともなると、一般の人が諜報員かのごとく彼の行動をほぼほぼ監視。
レイチェルと彼のやりとりを聞きつけ、早速この情報がSNSで拡散。
相手のレイチェルって何者と世界各国で検索され、果ては彼のママにまで情報が飛んでいく始末。
SNS時代の怖さを感じました。
「はじめまして」と相手の親に挨拶したら、既にあなたのことは色々と調べさせてもらいましたと言われるようなものですからね。
こうして本人に会う前に、相手は臨戦態勢モード。そんなことも知らずレイチェルは彼の親に会うことを楽しみしているところが、見ていて痛々しく感じました。
シンガポールでトップ中のトップの大富豪
シンガポールに到着したレイチェルは早速、旧友の自宅を訪問。
このお友達もかなりお金持ち。クルマは彼女専用カーでアウディのオープン。お家はまるでベルサイユ宮殿を彷彿させる豪華絢爛なお屋敷。
そのお友達に彼の名前を伝えるやいなや同席したお友達の家族は一同フリーズ状態。
というのも、その彼はシンガポールでは知らない人がいないほどの不動産王にして大富豪のお家。
最初こそちょっと小馬鹿にした態度をとっていた友達のパパも、この話を聞いて態度を一変。
こうしてレイチェルはこの訪問で、初めて彼がとんでもない大金持ちであることを知るのでした。
遅すぎだろうって
やっかみ、足の引っ張り合いがすごいよ
大富豪の御曹司の彼女ということで、注目の的となったレイチェル。
表向きは祝福するも、裏ではえげつないほどのいじめが。
さらに追い打ちをかけるように、彼のママからの家柄がふさわしくないのどストレートな言葉を浴びせられ、楽しいと思っていた彼との旅行がとんでもないことに。
たまたま好きになった人が御曹司であって、彼の財産目当てでないことは明白。
なのに周りは、お金目当てのずる賢い女として決めつける。失意のどん底の彼女は彼との交際を諦めるのか、それとも交際を続けるのか。最後まで目の離せない展開。ぜひご覧ください。