寝たら二度と起きれない恐怖の罰ゲーム「ドントスリープ」

身体が動かない恐怖

人生で一度だけ金縛りに会ったことがあります。受験勉強で毎日10時間以上。肉体的には疲れていないけど、脳内はかなり疲弊していたのでしょう。

いつもの通りにベッドにつきウトウトしてきた時に、なぜか身体が鉛のように重くなり一切動かない。この後、お化けでも出て来るのかなと気持ちだけは焦るばかり。どうにか、この金縛りを解錠しようと、指先からほどいていこうと何度も何度も指を曲げようと脳から信号を送った所、とりあえず金縛りから脱出することができました。

自分がまさか金縛りに合うとは思いませんでしたし、かなりの恐怖感があったことを今でも良く覚えています。

ドントスリープ

タイトル通りの本作品

タイトルのそのまま直訳すれば寝るなです。冒頭のトーンからして、コメディではなくホラー作品であることがすぐに察しがつきます。

内容はと言えば、寝てしまうと幽霊が出てきてクビを締められて、二度と帰らぬ人になるというお話です。

寝ている状態を俯瞰で観ながら、身体を動かせない自分がそこにいて、クビを締められているという、まさに怖さ満点の様子が目の前で繰り広げられるのです。

身体が動かないので幽霊のやりたい放題。

そして抵抗することもできず、死へと追いやられていくのです。

眠れないより、つらい眠らない苦痛

どんなに眠なくても寝てはダメ。よく猛吹雪の中、寝るなとほっぺをビシバシ殴られる、あれに似たようなつらさが、永遠と続きます。

本人にとってはとんでもなく辛い事。が、それに輪をかけて辛いのが死。なので、作中に出てくる人の中には1年間寝ていない。あるいは数分間の睡眠を何度も繰り返すという涙ぐましい努力している人が登場します。

どの人も精崩壊スレスレといった感じではすが・・・

ドントスリープ

誰も信じてくれないのは当たり前

寝ると幽霊が出てきてクビを締めてくる。だから眠れない。そんな事を口にしたら、まず頭を疑われ精神科を紹介されるでしょう。

なので、主人公の女性がヘルプを求めても医者は全然助けの手を差し伸べてくれません。

結局は自分自らがこの状況を打開しなくてはならない。そこで便りにしたのが、このお化けが出る睡眠障害で長年研究しているお医者さん。

何とこのお医者さんもこの障害と長年戦っている方。なので、話も早い。しかも治療法があると。試したことはないので確かがどうか怪しいですが、何と金縛り状態から解放して、お化けと格闘して、霊を追い払うというのもの。

この斬新な治療法がお化け退治に有効だったのか。最後の展開も見逃せない見応え十分な内容でした。

ドントスリープ