50年後はこんな暮らしかも?「エリジウム」

何がイイって、設定がピカイチ

宇宙コロニーに暮らせるのは一部の富裕層。お金のない人は地球。で、地球はおいそれと宇宙コロニーに行くことができない。選ばれし者しか住めないコロニーだから。宇宙コロニーに行こうものなら、不法移民として逮捕されてしまうんですから、ひどいお話です。

エリジウム

地球の荒廃っぷりが半端ない。

設定は21世紀末。街全体がスラム化して、住む家はボロボロ。砂埃がまって物乞いするちびっこ。地球温暖化が悪化してあちこちで砂漠化。何か警鐘を鳴らされているような気がしてならない。

エリジウム,地球

ロボットに支配される暮らし

警察、医療、仕事場にロボットの姿が。ロボット技術もここまで来ると却って怖い。プログラムの書き換えで悪を罰する人から、悪の手先になることもあるのですから。それにロボットが警察だと言い訳も聞く耳持たないんでしょうね。

エリジウム,ロボット

マイナンバー制度の行き着く先

2016年に日本でもマイナンバー制度が本格的に始動。役所への申請など簡素化されるなど、利用者メリットもある。けど、この映画で語られるているのはGPSで、本人を補足できちゃう。監視カメラに映った映像からIDを割り出すこともできたりと、国民管理ツールとして機能しているのが驚きです。

で、作品としての見所は

○○の歴史を大きく変えたということで、その名前を後世に残す人がいますが、まさにマット・デーモン演じる主役はまさにそれ。小さい頃、おばあちゃんに言われた「大人になったら大仕事をやってのける」というのが現実に。

アクション映画と思いきや、最後はちょっとフルッと来るヒューマンドラマでした。