興味をそそる洞窟
サイパンにリゾート施設をオープンさせるべく現地調査赴いたあるチーム。地元の不動産と候補地をグルグルと回っている内に立入禁止区域の洞窟を発見。
サイパンの人たちには呪いの洞窟と古くから言い伝えられていたようでちょっと訳あり。
近づかない方がいいよと現地スタッフは止めるものの、洞窟という響きに誘われてしまったのでしょう。つかつかと何の躊躇もなく中へ。
まるで迷路にように奥深くまで続く通路。
怖さよりも好奇心の方が勝ったのでしょう。危険を顧みずさらに洞窟深くへと足を進めていきます。
恐怖の脱出ゲーム始まる
驚いたことに洞窟内に生存者を発見。ちょうど食事をしていたようで、ライトをかざすと驚いたことに、その容姿はゾンビ。全身真っ白で目ン玉も真っ白。そんな奴がいきなり近づいてきたものだから、一同パニック。
勢いに任せて彼を殴り倒し、ある意味深なメッセージを残して息をひきとってしまいます。
で、この彼が息を引き取ったほぼ同時に洞窟の扉がバタン
何ものかによって閉められてしまい、大人の力でもびくともしない。
こうして彼らの世にも奇妙な脱出ゲームが幕を開けるのでした。
戦時中にタイムスリップ?
閉じ込められたメンバーは必死になって脱出口を探し回ります。洞窟を奥深くに進むと、第二次世界大戦中の日本軍の遺品が数多く見つかります。
この洞窟は、戦争中に日本軍の基地として利用されていたようで無線室や寝室、壁には日本人のお偉い人の写真などが飾られていました。
そうこうしている内に、何故か日本兵が彼らの前に現れます。
ピストルを持つ手もひどく震え何かに怯えている様子。
この日本兵に出会ったことで彼らは戦争の時代にタイムスリップしてしまったことに気づきます。
これはマジで脱出しないと時代からも取り残されてしまうと。ちょっと洞窟の中を見てみようという軽はずみな行動がとんでもない事態を招くこととなったのです。
果たして脱出できたの?
この呪いの洞窟は生存者が一人になるまで開かない
といった恐ろしい説に惑わされたメンバーの一人が、次々と仲間を殺していきます。
数分前まで一緒に脱出口を探す仲間だったのに、脱出方法を知るやコロッと態度を変えて自分達の命を狙う敵になるとは・・・
果たして最後まで生き残るのは誰なのか。そして扉は本当に開くのか。ぜひご覧ください。
一つ言えることは、えっ、あの時のシーンとエンディングが繋がっていたんだと驚かされました。
最後の最後によくできた作品だなと関心した次第です。