美女には逆らえません「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋ハリウッド

危ない橋を渡り続けるジャーナリズム精神

自分の命が危険にさらされてもジャーナリストとしての信念を貫き、危ない橋を渡り続けるフレッド。

ネオナチの集会所に潜入し、左肩に鉤十字のタトゥを入れるほど周りから同胞者と思われるほど上手に立ち回ったものの、最後の最後にボロが出てあえなく退散。

とは言え、潜入取材は成功。意気揚々とオフィスに戻ったものの、一気に天国から地国へ突き落とされるような事件がフレッドの身に起こります。

何と会社が業績不振のため、大衆系出版社と合併するというもの。上司から強く慰留されるも、自分の信念を曲げて記事を書くなどでできないとあっさりと退職を決めます。

てなわけで、無職なってしまったフレッドでしたが、これが人生の大きな転換期となるのです。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

幼馴染みがまさかの国務長官

友人に誘われてあるパーティに参加した時のこと。周りはタキシードとドレスといった正装した方々が多く集まっている中、フレッドはジャンパー姿。明らかに浮いていることは丸見え。

が、逆にこれが良かったのか、パーティに出席していた現職の国務長官シャーリーズ・セロン演じるシャーロットの目に留まります。

視線を感じたフレッドは、彼女が小学校時代のベビーシッターその人であることは認識していましたが、彼女の方は小学生時代の面影のかけらもないフレッドを見て全く気づかない様子。

意を決して、シャーロットに声をかけ、自分が昔お世話になった近所のフレッドであることを告げると、シャーロットは昔を懐かしむかのように再会を喜びます。

こうして久しぶりの再会を果たした二人はこの後、さらに親交を深めていきます。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

スピーチライターとして再就職。フレッド

フレッドがジャーナリストであることを知り、彼の書いた記事に目を通したシャーロットは、彼の書く文章をいたく気にいったのか、彼にスピーチライターを依頼をします。

相手は国務長官、一方のフレッドはフリーター。どう考えても、このオファーを喜ばない人はいません。

フレッドも最初こそ大喜びでしたが、そこは熱いジャーナリスト魂を持つ男。自分の意に反した原稿は書かないという条件の元、このオファーを受け入れます。

しっかりと自分の信念を貫くところに、感動しました。

衝突することもしばしば。

環境保全を中心に活動するシャーロットは各国でスピーチをしては、環境団体への参加を呼びかけます。

スピーチ原稿はシャーロットが思っていた通り、素晴らしい内容ばかりでしたが、赤字が入ることもしばしば。

フレッドもボスの指示に従い、原稿の修正はするものの、スピーチの肝となる部分に赤字や削除が入ると猛反発。

彼女をよーく知るフレッドだけに、肝心の部分が削除するとなると彼女の良さが消されてしまう。

が、そこはシャーロット。こちらもフレッドのことをよーく知っているだけに妥協点を探りつつ、説得にかかります。

このようなやりとりが何度も続きますが、何とか当初目標としていた参加加盟国に達するまでになりました。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

やらかしたフレッド。とんでもないスキャンダル

シャーロットの政治活動が成功する中、一方で経済人の中では困る人も出てきました。

それが有力な献金企業ともなれば、便宜を図りたいもの。てなわけで、シャーロットに対する圧力が高まり、これまでスピーチを修正するよう迫られます。

従わない時は、スピーチライターのスキャンダル映像をネットに流すというもの。

内容は卑猥なもので、シャーロットの政治生命をも脅かすもの。これにはさすがに白旗状態のシャーロット。

が、意に反する原稿を書けないと突っぱねるフレッド。

スキャンダル映像が流れてしまうのか、長いものには巻かれろということで圧力に屈してしまうのか。

最後は胸のすくラストが待っています。ぜひご覧ください。

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋
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