テレビで観る無人島企画とはちょいと異なる
テレビでよく見かける無人島企画を彷彿させる本作品。島の名前もなく緯度と経度を頼りにしないと行き着けないような島に父、娘の二人暮らし。
父は自然科学者で外部との連絡はメール。研究についての相談がひきりなしに舞い込み、無人島にいながらにしてしっかりと生計を立てています。
アビゲイル・ブレスリン演じる娘さんは学校には行かず、先生は自然や動物。食料調達やらサバイバル知識を父や動物から学び、お父さんがいなくても一人で無人島で生きていけるのではないかと思う位しっかりしています。
インドアとアウトドアの結合
この島のネットで知ったジョディ・フォスター演じるベストセラー作家。極度の外出恐怖症で外に出ることが一切できない。執筆活動も煮詰まり、助けをこの親子に求めます。
「火山の火口部分はどのようになっていますか?」と。父がいなかったこともあり、娘がその依頼を受け早速山に登りその様子を報告。このやりとりがきっかけでベストセラー作家と無地島で暮らす娘がつながります。
危機一髪。無人島が有人島へ
ある日、一生に一度しか見れない自然現象を見るため娘を島において海にでかけます。
ところが大嵐が巻き込まれ船は遭難。マストも折れて再起不能状態。
娘も父との無線連絡が取れず、かつ予定していた日にも帰ってこず、不安だけが募るばかり。
そんな矢先に、ある旅行会社が無人島にやってきてさぁ大変。無人島を観光スポットとしてお客を呼び込もうと画策します。
子供だけでは太刀打ちできないことを悟った娘は、ベストセラー作家にその助けを求めます。
そんな依頼を振られたベストセラー作家は大パニック。極度の外出恐怖症なので自分自身が出向ことは全く考えていませんでした。が、ほうぼうに救助の連絡はしたものの、あっさりと断れる始末。意を決して、彼女を助けることを決意したのでした。
父ちゃんのDIY力に脱帽
そんな大変なことになっていることも知らず、島に帰ることで頭がいっぱいのパパ
破損した船からパーツを元に船にたまった水を抜き出すポンプを作ってみたり、帆布代わりに大型扇風機を作ってみたり。科学者のくせにDIY力もすば抜けて高い。
やっぱり自然科学者となると機械工学にも精通していないといつ何時危険な目に合った時に対処できないのでしょう。
続編を期待しちゃうけど
ジョディ・フォスター演じる作家と無人島で待つアビゲイル・ブレスリン演じる娘は無事出会うことができるのか、そして遭難したパパは無事に無人島に帰還できることができるのか。最後までハラハラドキドキの連続で目が離せません。ぜひご覧ください。