仲間の仇をうつで一致団結
カジノ王に命を狙われるも世界的窃盗のプロホワイトフォックスに勝利し、盗んだお金をカジノ王に返して何とか命拾いできたオーシャンズの面々
しばらくは泥棒稼業からは手をひこうと思っていたかは定かではありませんが、仲間の一人がある不動産王にはめられて、ホテルを乗っ取られるという事件が発生。
彼はあまりのショックに心筋梗塞を発症し、生命の危機まで騒がれるほどに。
この話を知ったオーシャンズの面々は、この不動産王に対する復讐を計画したのでした。
これがシリーズ3の基本ストーリーです。
狙いはカジノで大損を喰らわすこと
シリーズ1ではカジノで稼いだお金をくすねる、シリーズ2は高額な美術品を盗むと非常にわかりやすい内容でしたが、今回のシリース3はちょっと複雑。
狙いは復讐。この不動産王がのとったホテルの評判を著しく引き落とすこと、そして、カジノで経営が傾くほどの大赤字を出させること。
まず評判落としは、世界的に権威のあるホテル評価団体のスタッフに対し、これでもかと言うくらいの嫌がらせを働き、著しく評価を落とすというもの。
ホテル内に微生物を巻いて、不衛生を印象づけるシーンは見ているだけでもゾッとしましたね。
相変わらず手の込んだ仕掛けの数々
続いてはカジノで大損こかせるというもの。
とは言え、セキュリティシステムが万全で不正はすぐにばれてしまうというもの。
ならば、その遠隔システムを一時的に止めて、不正の限りをつくしてお金を巻き上げちゃおうというもの。
この計画を遂行するのに地下堀用の機械で擬似的に地震を引き起こしたり、ルーレットのサイコロを細工するために、製造工場にスタッフを潜り込ませるなどやることがとにかく細かすぎ。
こうして見事作戦は成功。セキュリティシステムが止まるやいなや、多くの大口ギャンブラーが大金を手にすることができたのです。
昔の敵も巻き込むなんて柔軟すぎる
ミッションは見事に成功しましたが、その過程で式が枯渇してしまい、資金援助にオーシャンズを長らく苦しめてきたカジノ王に助けを求めるなど、目的のためには手段を選ばない大胆さ
凄まじかったです。
しかも仲間に引き入れれば、必ず裏切り行為をしてくるのを予測していていたというのですから、オーシャンズの読みは半端ありませんでした。
ジュリア・ロバーツの出演を待っていたけど・・・
いつ出る、いつ出る、待ちわびていたジュリア・ロバーツは結局出演ならずで、ちょっとがっかりでした。