トレジャーハンターとして名を上げたけど
テンプル騎士団の財宝を発見し、一躍時の人となったニコラス・ケイジ演じるベン。父と共に講演会などにひっぱりだこ。多忙な日々を送っていました。
が、そんな有頂天の彼を襲ったのがリンカーン暗殺に関わった末裔という汚名。南北戦争当時のメモ書きだと主張するある男性の話によれば、メモに書かれているのはベンの祖先の名前。
という訳で、メディアは一斉にそちらの方向に傾き、ベンは汚名を晴らすべく立ち上がるのでした。
新世界に舞い降りたイギリス人が見た黄金の国
まずは南北戦争当時の文献をあさり汚名を晴らす手がかり探しからスタート。その過程で、アメリカ大陸が発見されず新世界と呼ばれていた頃、ある探検者が原住民に助けられ、そこには金だらけの建物などが数多くあったとか。
その後、一旦本国に戻り、再び新世界に足を運んだもののその村は発見されず歴史の闇に埋もれてしまったのです。
が、この黄金の国がベンのリンカーン暗殺の汚名を晴らすことに関係していたのです。
南北戦争の勝敗を左右する黄金の国
南北戦争の時、南部側はこの財宝探しに躍起になっていました。黄金を手に入れれば資金で勝る北軍に勝てるかもしれない。
ある暗号を辿れば黄金にありつけるということで、ベンの祖先にあたる人に南部の人間は話を持ちかけるのです。
おじいちゃんは最初こそ拒んでいたものの孫に拳銃を突きつけられてしまってはどうしようもない。てなわけで、暗号解読を引き受けたのです。
この時に自分の名前を記入したのがなぜかリンカーン暗殺に関わったと誤解されることに。
おじいちゃんは黄金の財宝の在り処を南軍に伝えただけ。それを証明すべく宝探しが始まりました。
大統領誘拐までして得た貴重な情報源
財宝を管理する原住民が残した木板に黄金の在り処を指し示すヒントが記載されている所でまで突き止めたベン。
で、その木板がバッキンガム宮殿とホワイトハウスの大統領執務室にある所まで突き止め、バッキンガム宮殿の木板は見事にゲット。
が、ホワイトハウス側はすでに誰かの手に渡っていたものの、その内容は歴代の大統領に引き継がれる大統領しか見ることができない書物に記載されているとのこと。
てなわけで、危険を承知で大統領の近づき書物の在り処を聞き出します。誘拐という荒手を使いましたが、こうしてヒントを手に入れたベンは木板に書かれた内容を元にある湖畔に向かいます。
洞穴出現。まるでドラクエ
湖畔についた彼らは岩場の中に手をツッコミレバーらしきものを引っ張るとあらう不思議。岩肌が崩れ落ちそこには洞窟の入口が出現します。
ドラクエⅡの邪神の像を使い、洞窟が出現するかのごとくちょっとした興奮を覚えました。
で、洞窟内の奥深くに進むと、そこには伝説の黄金の秘宝が目の前に。まばゆい光を放ち、しばし呆然。
お宝が存在したことで汚名を晴らすことができましたが、この後命を脅かす苦難が彼らを襲います。
果たして生きて帰ってこられるのか。ぜひご覧ください。