遠い昔の記憶が蘇る
最新作のマッドマックスを観ましたがどこかしっくり来ない。なんだこの胸の中のモヤモヤは。
小学生の頃に観たマッドマックスと比較するとどこか違和感がありました。
てな訳で、シリーズ2を観賞。で、気付きました。危機一髪で危険にさらされている人を助けるヒーロー感。
これがシリーズ2にふんだんに描かれている。こうゆうのを観ると気持ちも上がります。
設定は石油争奪戦
この時代の唯一の絶対的な存在が石油。石油があれば食料が得られるし、電気も使える、クルマが使える
貨幣に変わる位の力を持っている。そんな感じです。
で、この石油を求めて盗賊野郎が、善良な人たちが済む村を襲撃しては石油を略奪。そんな弱者を救うべく立ち上がったのがマッドマックスなのです。
マジかっこいいっす。
悪役もかなり強烈
今回の大ボスがヒューマンガス。荒くれ共をまとめているだけあって、まとも。戦うわずして話し合いで石油を略奪するなんぞは、賢い。
戦力ダウンはま逃れますからね。
他にはもオープニングから終始登場するこのモヒカン野郎。
正直、イカれています。さしものヒューマンガスも手を焼くほどのやんちゃぶり。「俺の命令に背いて何してくれんねん」とドつかれることも
オオカミ少年もやたらと印象に残った
ヒューマンガスと並んで、存在感があったのがオオカミ少年。
人間の喋る言葉は通じるものの、ウーとかシャーとかまるで獣そのもの。
オールゴールの音にいたく感動して、表情が和らぐシーンはまるでオオカミそのもの。
が、幼いガキと侮るなかれ。ブーメランを操り、モヒカン野郎の彼女を一撃で仕留めちゃうのだから戦闘力は成人男性レベル。
世紀末の子供の何てたくましいこと。
お決まりのカーチェイス
最後はマックスが石油タンク付きのトレーラーに乗り、盗賊共から逃げるというもの。
あの手、この手でトレーラを止めにかかる盗賊達。並走してトレーラーに乗り込んだり、タイヤに矢を撃ちこんだり。なのにビクトもせずに走り続けるトレーラー
CGもまだそんなに発達してない時代によくぞここまでのシーンが撮れたなと言う位、エキサイティングなシーンばかり。最後のトレーラーと乗用車の正面衝突のシーンはどうやって撮影したのか聞いてみたい位。
シリーズ4でしっくり来なかった方はぜひシリーズ2をご覧ください。