女子プレーヤーの賞金アップを実現。「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」

バトル・オブ・ザ・セクシーズ ハリウッド

賞金が男子の六分の一とは・・・

スポーツの世界で男女格差があるのはよくある話。サッカー日本代表でも男子はファーストクラス、女子はエコノミー。プロで飯を食っていける男子に対して、女子はバイトしながらでないと生活がままならない。

とは言え、女子サッカー選手がこの格差をどうにかしろと吠えることはないでしょう。

けど、Jリーグと匹敵す位の集客力があり、海外で活躍するような有望な選手がゴロゴロとなれば話は変わってくるでしょう。

本作品で扱われているプロテニス世界は、男子顔負けの集客力を誇るのに賞金は六分の一。

このあまりにも格差を改善するよう懇願しても、協会は全くもって聞く耳を持ってくれない。

ならばと、女子テニスは協会を抜けると思い切った手段に出たのが、主人公ビリー・ジーン・キングだったのです。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ

改革する意思の強さに圧倒

これまで仕組みを破壊して、新しい仕組みを導入すると既得権益者からの嫌がらせや足のひっぱりが起きるのはよくある話。

とは言え、そんな嫌がらせにも屈せず、いちプレーヤーとしても試合で出てしかも優勝してしまうビリー・ジーン・キングはスーパーマンと言えるでしょうね。

そんな彼女をぶちぎらせたのが、元男子テニスランキング1位のボビー・リッグス。現役を引退し、55歳と初老一歩手前。<女子テニス界に挑戦状を叩きつけ、私に勝てないようでは賞金を上げるなぞ、まかならんという格好で挑発してきます。

大会優勝者のある女子選手が負け、女子テニスの実力に懐疑的な目が向けられ、かつボビー・リッグスは自分に勝った場合の賞金引き上げを発表し、ビリー・ジーン・キングを追い込み、ついに引きずり出すことに成功します。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ

茶番がいつしか手に汗握る試合に

国民にとっては、この試合、ある意味、親善試合と割り切った感じがしました。男子選手に勝てるわけがない。善戦すれば良い方。55歳でも元世界ランク1位のボビー・リッグスが勝つでしょうと。

ボビー・リッグスも練習風景をメディアに取り上げてもらうよう、色々なパフォーマンスもするし、どこにも真剣さはない。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ

で、試合が始まる訳ですが、最初こそボビー・リッグスのペースで試合は進みますが、次第にビリー・ジーン・キングが優勢となり、誰もが予想しなかった白熱試合に。

ボビー・リッグスも上着を脱ぎ、とうとう虎のしっぽを踏んでしまっったかと思いましたが、状況は変わらずビリー・ジーン・キングは勝利したのでした。

こうして女子テニスの実力も認められ待遇も改善されるのでした。

それにしても女性蔑視がここまで公にメディアに出ていたことを考えると民度はかなり成長したなと思った次第です。

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