米国版スクールウォーズ「アンディフィーテッド 栄光の勝利」

アンディフィーテッド 栄光の勝利ハリウッド

スクールウォーズに重ねて観てしまう・・・。

弱小チームが熱血先生の下、全国制覇を成し遂げる。実話に基づくこのドラマ、「スクールウォーズ」は当時小学生だった僕でさえ、感動したことを覚えている。それから数十年、似たような話が米国にもあったようで、久しぶりに涙腺が緩みっぱなし

アンディフィーテッド 栄光の勝利

熱血先生とはちょいと違うけど・・・。

米国版は、熱血先生というよりも、生徒との対話を重視して、スポーツで勝利を挙げるとういことよりも、人間性を磨くことに重きをおいている。負けた時に腐らず前を向き、今までのことを繰り返し疑うことなく続けること、それと個人よりもチーム優先の姿勢を説く。不良連中に響くかなと思ったけど、チーム員は皆、真摯に受け止め、練習により一層励む。

アンディフィーテッド 栄光の勝利

同じ18歳でも米国の方が大人かも。

ひとつの挫折で、また悪の道に戻ってしまうような連中を、コーチは家庭にまでおしかけ説得して、またチームに戻すといった繰り返し。その説得が、18歳にしては難しいだろうと思うけど、彼らはしっかりとその意味することを理解し、そしてコーチに涙ながらがに自分の非を認める。自分の18歳の頃を思い浮かべると、果たしてこんな風に解釈できるかなと。

ドキュメンタリーだから胸に迫るものが・・・。

フィクションであれば、感情移入はそこまでないけど、これ全てノンフィクション。進学に思い悩む選手や複雑な家庭を抱えながらアメフトに青春をささげる選手など置かれている立場は様々。一つひとつの表情が演技ではなく素の表情なので、深刻さを度合いが半端ない。観ている側にも、その辛さが思いっきり伝わってくる。

ドキュメンタリー映画は面白い

アカデミー賞受賞作ということもあるけれど、最後までノンストップ観れた。最近、分割しながら映画を観る僕にとっては、非常に珍しい。ぐいぐいと引きこまれ、言葉の一つ一つがずしりと胸に響く。久々に感動した映画でした。

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