強いハート。「ワンダー 君は太陽」

初登校の緊張感が伝わってくる

先天的に顔に障害を持つ男の子オギー

これまで、ママが先生役となってお勉強を教えていましたが、このままでは彼の今後の人生ためにもよくない。集団生活をして社会性を養わせるためにも学校に通わせるべきと、5年生の新学期のタイミングで小学校に通わせることを決心しました。

幸いオギーも嫌がる素振りも見せずむしろ前向きにお友達ができることを楽しみにしているといった感じでした。

ワンダー 君は太陽

子供とは残酷なもの

で、初登校の初日。家族にとっても大イベントらしく、家族総出で彼と一緒に学校へ。

家族に見送られながら、校舎に向かうオギー。学校の門から校舎の入口までの間でも最初の洗礼が。それまで楽しそうに会話していた生徒が一斉に黙りこくり、何か珍しいものを見たかのような感じで、彼から離れていきます。

教室に向かえば、悪ガキ大将がいじわるをするし、給食の時は一人っきり。

体育の授業のドッジボールではクラスメートからボールを集中的に当てられたりと、容赦ないいじめを受けます。

集団になると、罪の意識を感じないのか、いじめという意識もなく、いじって楽しんでいる位にしか思っていないのでしょう。

ワンダー 君は太陽

折れない強いハートにポロリ

ここまでの仕打ちを受けたら、心がポキっと折れて翌日から不登校になってしまうのがオチですが、オギーは真逆。顔に障害を持っていることに卑屈にならず、クラスメートとは対等な立場で向き合っている。で、学校も休まずに登校することで、徐々に存在感を高めていきます。

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親友の裏切りはマジつらい

そんな彼の魅力に気づき始めたクラスメートのある少年。給食の時に一緒に食事をしたり、放課後を一緒に遊んだり、オギーにとって人生初の親友ができました。

これには家族一同大喜び。学校生活にも馴染み順風満帆と思いました。

が、ある日突然、オギーが泣きじゃくって帰宅。

理由を聞いても一切教えてくれない。それほどオギーを落ち込ませたのは大親友の裏切りだったのです。

オギーと仲良くするのも学校からの評価を上げるもので、仲良くしているのは偽りだと

深く傷ついたオギーは、それからというもの心の扉を閉ざし、クラスメートとの交流も自らシャットダウンしていくのでした。

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気づけば学校でも太陽的存在

とは言え、授業中の彼の振る舞いを見て、彼に惹かれるクラスメートがポツポツと現れます。

ある日の給食では、入学当時は彼一人だっったテーブルでしたが、5年生を終える頃にはテーブルは満席状態。

彼はクラスいちの人気者となっていたのでした。

負けない、ぶれない強い信念。色々とお勉強になりました。

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