エクストリームスポーツを題材に
エクストリームスポーツと言えば、バイク、スノボー、サーファイン、スカイダイビングなどなど。度胸試し的な要素が多分に含まれています。
そのエクストリームを駆使しして地球のため、環境のため悪徳的企業に制裁を加える正義の集団。やっていることは犯罪なんですけどね・・・。
理解不能な「調和」という思想が怖い
まずは、企業が儲けたお金を奪い貧しい人達に空から配りましょうと。と同時に人間によって破壊されたものを自然に戻そうと。
で、こちらの正義の集団には、企業理念にあたる「調和」というものがあります。
8つの「調和ミッション」を成し遂げることで、真の調和が実現するんだと。
ということで、8つのエクストリームスポーツを制覇するために様々な度胸試しが繰り広げられます。
足の裏がムズムズするスリル感
度胸試し、その1がサーフィン。バカでかい、グリングリンに巻いたチューブを抜けることで自然との調和がなせるというのものですが、これが見ているだけでもドキドキモノ。
他にも人間は空を飛べるチャレンジシーンでは、ムササビのような装備をして渓谷の間を縫うように飛び抜けていきます。右に左にコントールしながら自在に曲がったり。この映像は圧巻です。
内容はさておき必見です。
とまぁ、色々と度胸試しのシーンが続くのですが、一番足がムズムズ、手のひら大汗だったのが、ロッククライミング。命綱なしで、1000m以上はあるであろう山を登っていきます。
空撮あり、目線カットあり。眼下に広がる森を見るだけで足がすくんでしまう。二の腕だけで岩にぶら下がるシーンでは心臓バクバク状態。
ヘタなアクション映画よりも興奮すること間違いないでしょう。
ミイラ取りがミイラに
話は戻して、主人公の役目は犯行組織に潜入し、情報をFBIに流すというもの。
信頼されるがために共に犯行に及んだりして信用を勝ち取り、しまいには恋人さえもできちゃう。
このまま行くとミイラ取りがミイラになるのではと不安は的中。犯行組織の思想にドンドンとかぶられていきます。
最後は残念な結果となりますが、下手なエクストリームスポーツよりも断然興奮すること間違いなしです。CGの力ってすごーい。