十分大人だよ。「十二人の死にたい子どもたち」

十二人の死にたい子どもたち 日本映画

衝撃的タイトルにワクワク

前々から気になっていた本作。タイトルがかなり衝撃的だったので、どのような方向に転ぶか楽しみでなりませんでした。

バトルロワイヤル的にお互いが争うのか、はたまた凶悪な敵があらわれて、その敵と12人が助け合って戦いを挑むのかなどなど。

結論から言えば、全く予想もしなかった方向に着地。あらためて映画作る人は、素人では到底予想がつかないことを考えるだなと関心させられました。

十二人の死にたい子どもたち

簡単にあらすじを

とある廃屋となった病院が舞台。ネットで自殺願望者を募集し、集団自殺を行うというもの。

集まったのは未成年の男女12名。それぞれにおもーい悩みを抱えて死を選んだ人ばかり。

で、全員が集まった所で練炭をたいて集団自殺をはかろうということになったのですが、見も知らぬ人間が集まったことで、事がそう簡単に進むはずもなく、まぁ、スムーズに事が運んだら、この作品、30分もかからずに終わってしまいますが・・・

ひと悶着のきっかけは13人目の参加者がいたということ。当初参加者には12名とアナウンスしていたのに一人多い。しかも既に死んでいる。

このままにしておくと、彼らが殺人の犯人として疑われる可能性すらある。

てなわけで、この13人目の犯人探しをめぐって話が展開していきます。

十二人の死にたい子どもたち

それぞれに抱える自殺理由

共通の目的、13人目の参加者を殺した犯人探しができたことで、互いのコミュニケーションが活発化していきます。

この会に参加した理由は、いじめだったり、病気だったり、はたまた親とのこじれた関係であったり。自殺する理由は人それぞれ。

共感される人もいれば、否定される人もあり、どこかカウンセリングの様相を呈していきます。

このあたりから、僕的にはオヤオヤという感じが。これってもしかしたら、自殺なんて馬鹿なことが考えないで生きていいこうという所に着地するのでは?と。

十二人の死にたい子どもたち

生きるを見つめ直すがテーマ?

さらに彼らにグッと生の尊さを気づかせたのが13人目の参加者。死んでいたと思ったら、寝息が聞こえてきて生きていることが判明。

彼の生を認識したことで、皆の想いが生きていこうという方向に一気に傾いていったのです。

それにしても、未成年なのに大人顔負けの自殺理由、例えば自殺とは生に対する抗議などのコメントを聞くに、これ口喧嘩したら、軽く論破されるなと思いました。

子どもというタイトルがついていますが、十分大人じゃんと思った次第です。

杉咲花の鬼気迫る演技がやけに印象に残りました。十二人の死にたい子どもたち

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