期待通りのドラマ
久しく連ドラなんて無縁の僕。思い返せば「華麗なる一族」以来かな。で、そんな僕の心を動かしたのが沢尻エリカ主演の「ファーストクラス」。内容はともかく沢尻エリカ主演にビビッと反応。録りためて、最終話までほぼノンストップで鑑賞するほどのめりこむ程の面白さ。
次につなげる展開がいやらしすぎる・・・。
まるで遠い昔にヒットした24ばり。話の最後になると何か事件めいたことを匂わせ、次週に続く。これって24で散々はまったパターン。これじゃ、ノンストップで観てしまいますよ。それと過剰なまでの、目元、足元の意味あり気の映像とSE。事件性を盛り立てるには、これ以上の演出はないんじゃないのという位。
話のスケール感が凄すぎてついていけないんですけど・・・
バイト君扱いから、契約社員、そして編集長とものすごい勢いで出世する沢尻エリカ。そのステージが上がるきっかけがこれまた凄い。最終的には企業買収されるって、誰もそこまでは予測できなかったはず。展開のスピード感もさることならが、スケールの大きさにどんどん魅了されてきました。サンドイッチの玉子事件がいかに小さい話だっったか・・。
純粋無垢の女の子から狡猾な女王様に変貌
一生懸命、仕事に全力、人を疑わない真っ直ぐな役柄の沢尻エリカでしたけど、観ていると何か痛々しい感じがしましたが、そこは、エリカ様のキャラを知っているのか、6話以降からは本来の女王様キャラに変貌。声のトーンも下げて凄み感丸出し。ダークサイドのエリカ様の登場となったわけです。
まとめ
豪華キャスト感のあったドラマでしたが、やっぱり沢尻エリカの存在感は、飛びぬけていた感じが。編集スタッフによる着まわしのコーデも無理な感じがしたし・・・。けど、そんな沢尻エリカと引けもとらない存在感だったのが板谷由夏。声のトーンひっくいし、表情も一切変えないし。彼女の演技なくして、このドラマの温度がグッと下がったことは間違いない。
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